小林 翔 KAKERU KOBAYASHI
2021年 入社 福岡支店 営業部 課長代理
インタビュー公開日:2022年10月3日
学生時代はアルバイトに明け暮れる日々を送っていました。友人が高校卒業後すぐに就職して稼いでいたので、それを羨んで「同じように稼いでやろう」と。一足先に社会人になった友人の姿を見て、自分が就職した時には営業職でしっかり成果を上げてバリバリ稼いでやろうと燃えていました。当時は稼ぐことへの意識が強く、大学を中退して就職しようかとも考えていました。今思えば目先のお金だけを追いかけていた浅はかな考えだったとも思えますが(笑)。
大学卒業後は地方銀行に入行して約3年、その後に保険会社で3年ほど勤めておりました。仕事としてはやりがいのあるものだったのですが、フルコミッションの給料体系で正直苦しい部分もあった。その時にPMGで勤めていた幼馴染でもある鈴木課長に声をかけていただいたことがきっかけです。地方銀行では資金繰りに「本当に」困っている会社に手を差し伸べることができなかったんです。そこにもどかしさを感じていた自分にとってはPMGの業務内容に非常に魅力を感じましたし、学歴や職歴に関わらず誰にでも輝けるチャンスがあるといった点にも強く惹かれました。「上を向いて進んで行ける」という期待もありました。
思い入れや嬉しさが残っているのは、やはり初めて成約した時ですね。PMGの一員として、自分の力で企業のお力になれたということを実感できました。僭越ながら相手の会社代表様からは厚い感謝のお言葉をいただき、契約期間が終了した今でもご連絡をいただくことがあります。改めて一社でも多くの中小企業のお役に立ちたいと思いましたし、行動し続けることの大切さを学びました。
失敗については正直たくさんありますが、特に悔しかったのが、自分の力で契約までできなかったことです。飛び込み営業のご挨拶でダメ、再訪でもダメで、相談した上司に喝を入れられながら三度目の正直でようやくお話を聞いていただけたのですが、結局そこからの一押しを上司にお願いしてしまったんです。明らかに自分の力不足ですね。隣で話を聞いていることしかできなかった当時の状況を思い出しても本当に情けないです。その時の上司のやりとりを見て、やはり「堂々とした立ち居振る舞い」こそがお客様を安心、納得させる最高の説得力になりうるんだと実感しました。ご契約そのものが安いものではないですし、ましてや営業の人間が自信なく話をしてはお相手を不安にさせるだけです。だからこそまずは自分自身に自信をもって訪問先のドアを叩かなければならないと痛感しました。
高校時代は3年間ほぼ毎日サッカー漬けでした。ベンチの内外を問わずメンバー全員が一つの目標である全国大会を目指して日々切磋琢磨していたのが大きな財産です。肉体的、精神的に過酷で辛いトレーニングや生活スケジュールでも、フィールドにあるゴールと全国大会という「もうひとつのゴール」をともに目指す仲間がいたからこそ乗り越えることができた。団結することの大切さとその強さ、そしてなによりも仲間がいることのありがたみを学びました。
PMGでも「成約」という一つのゴールを会社として一丸となって目指しているところは通ずる部分だと思います。私自身も困りごとや悩みがあれば先輩上司に相談させていただきますし、それに対しては嫌な顔せずに親身になって答えてくださるので、本当に「チームなんだな」と思い日々を過ごしています。
先輩方の働き方がとても合理的なんです。とにかくシンプルで無駄がない。だからこそ限られた時間を有効活用し、お客さまにとって最適なご提案をすることによって成約につなげられているんだな、と背中を見て学びました。先輩方を見習って、私自身の価値観やモノへの考えも合理的になってきたように感じますね。
PMGのメンバーと食事に行くことが多いですね。本当は堂々と「彼女とデートしています」なんて言いたいのですが、そんな相手もいないので正直に答えます。(笑)
土日に出社することもありますが、朝の早い時間帯でたまにフットサルをして汗を流しています。息抜きの時間は必要だと思っていますし、何より体を動かすことで仕事における集中力の向上にもつながりますので…というのと、実は甘いものが大好きなのでスーツが少しきつくなってきたのでダイエットもしなければ…というのも少しあります。(笑)
「替えが利かない人財」になることです。「あなたに出会えてよかった」「あなたで良かった」と言っていただくことの発展形であると考えているんですが、いわゆる「アイツにしかできない」そんな存在でありたいですね。私自身、今こうしてかねてから望んでいたお客様のお役に立てる仕事をさせていただいているので、しっかりとご要望以上に貢献できるようスキルの向上と知識の集約に日々励んでいます。
現在は課長代理という立場で、これからまた新入社員も入ってきます。教育という部分に関しては新人の適正や性格を見極めることが大切だと思っておりますし、その上で生じた課題を一つひとつ丁寧にクリアしていくことが私自身のすべきことであり、目先の目標であると思っております。