学生時代は、兄の影響で始めたバスケットボールに力を注ぎました。それと同時に高校時代はアルバイトにも励み、仕事の厳しさと楽しさを知ることができました。飲食店で働いていたのですが、営業マンの方々とお話しする機会があり、“大人”の姿を目の当たりにしました。この飲食店でのアルバイト経験が、私の営業職への憧れのきっかけとなりました。

働く楽しさを知ったことと、家庭の事情というのもあり、高校を中退して働く道を選びました。飲食店で1年間、個人向けの商材を扱う会社での営業職に転職し1年間勤め、ご縁があってPMGに転職しました。

父の繋がりで福岡支店の課長に出会ったことがきっかけです。「車好き」という共通点を持っていて、一緒に食事に出かけたり、遊んだりする機会がありました。その中で、私は前職の悩みを相談していたところ、「相当な覚悟があるんだったら」とお誘いいただき、入社を決意しました。仕事内容はもちろんですが、給与面やインセンティブ制度に惹かれたことも決め手の一つになりましたね。

前職では個人向けの営業を行なっていたので、PMGのような法人営業には難しさを感じました。アポイント獲得のために、どのようなアプローチをしたら良いかなど、何度も試行錯誤を重ねました。また、金融知識もあまりなかったので、入社当初はかなり苦労しました。

プライベートと仕事が完全に分かれていることに驚きました。先輩や上司に食事に誘っていただくこともありますが、そうした場では仕事の話は全くしませんね。もちろん、悩みや相談には真摯に向き合ってくれますが、軽い口調で仕事の話をしようとすると、「今はオフだから仕事の話はしないよ！」と止められるんです（笑）。ここまでオンオフが明確に区別しているのは、入社後で最も衝撃的な出来事でした。

お客様との距離を縮めようと思って接していた態度がお客様に対して「馴れ馴れしい」とお叱りを受けてしまったことがあります。それ以来距離感やアプローチの方法には注意を払い関係を慎重に築いていくことを心掛けています。