赤字のまま会社経営を続けたくない!脱却して黒字化させたいなら

ずっと赤字続きの会社を立て直して黒字化させたいと考えている経営者もいるかもしれません。しかし実際には、そのために何をまず行うべきかわからず、具体的な検討策も見つからないまま事業を続けているといったことはないでしょうか。

策を講じないままで行動しても傷口が大きくなってしまう可能性があります。赤字から脱却して何があっても倒産しない強い会社をつくるためには、会社自体の価値観を揃え、仕組みを変えていくことを検討しましょう。

 

赤字から脱却するために最も重要なこととは?

赤字から抜け出すためには、これまでと同じ方法や考え方で事業を続けていても変わりません。たとえば5年で売上倍増させたいなら、5年連続で毎年15%ずつ売上を伸ばさなければならないのです。

そのためには、これまでの会社の組織風土や企業文化などの概念を捨てることです。保守的で新たなことにはチャレンジせず、それまでの伝統を重んじ従来のやり方を貫きとおしてきたのなら、一旦、そのやり方はやめてまったく違う方法を見つけましょう。結果ばかりにとらわれていたのなら、それまでのプロセスを重視した方向に変えてみることです。

新たな目標をそれに向けた計画を立て、実施するためには新しいことにチャレンジすることが必要となります。

 

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そのうち何とかなるだろう…と考えるのは甘い?

まずは何から始めるべきか、やらなければならないことをピックアップして徹底的に勝つまで続けていくのが中小企業の闘い方です。

赤字会社の経営者の多くは、今のまま経営を続けたとしてもいずれ先細りになるだけだろうと感じているはずです。しかし、そのうち景気が回復してきっと業績もよくなると楽観視している傾向がみられます。

そのうちなんとかなるだろうと考えるのは気持ちの上では楽になれますが、社員の生活もかかっている以上、楽観視し過ぎてしまうと、泥沼に足をとられて莫大な赤字を背負い込んでしまうことになります。

 

キャッシュフローの改善も重要

会社は赤字だから倒産するのではなく、キャッシュがないからつぶれてしまうのです。最も大切なのはキャッシュを回し続けることなので、積極的に資金を調達しキャッシュフローの改善にも努める必要があります。

赤字でも会社は倒産しませんが、長く赤字が続けばいずれば倒産危機に追い込まれます。会社を経営する以上、利益を出さなければ意味がありません

 

一人で抱え込まずプロのコンサルタントを頼ってみては?

本当に赤字から脱出したいなら、このまま何もしなければいずれ会社は確実に倒産してしまうという危機感を持つこと。変化を怖がらず、失敗を恐れないためには、経営者自身が経験を積んで知恵をつけることも大切です。

その上で、現状を変えるための一歩を踏み出すことから始めましょう。変化を付けたくても資金面でどうにもならない、どのように変化をもたらせばわからないという場合には、コンサルタントなどに相談してみることも方法の1つといえます。

どのような方法で資金を調達することが最もよいか、その資金を何に充て、将来どのような方向に進めばよいのか、不安なことをまずは相談してみるとよいでしょう。