【ご利用事例】台風の影響を受けた建設業のお客様のケース
建設業
いつもオフィシャルブログをご愛読誠にありがとうございます。
ピーエムジー二課の山下です。
今回は建設業A様のご利用事例についてお話しをさせていただきます。
長きに渡り地元の工務店や建設会社、個人の方などから屋根修理などを請け負いコツコツと事業を営んでおられたようです。
受注する仕事の量も順調で、資金繰りも特に問題なく事業を継続されていたようですが、
昨年発生し、東日本を中心に大きな被害をもたらした台風19号の影響を受けてしまったとのことでした。
台風の影響で材料が仕入れも現金払いでなければ入手できない状況となり、
人手不足で応援を頼みたくてもすべて日払いや前払いという対応など様々な問題を抱えることとなってしまったそうです。
台風で地域が被害を受けた後、実際には仕事の依頼が何倍にも増えたようですが、
手が回らない状態では請け負うこともできません。
そのためできるだけ断っていたそうですが、昔から長く付き合っている業者にどうしてもと頼まれてしまい、
無理をしながらでも仕事を引き受けていたそうです。
もともとA様の会社は月末締の翌月末という形で入金を受けていたようですが、
台風の影響で仕事が増え、材料代の前払いや日払いが増加してしまいました。
それにより、これまで経験したことのない資金不足に陥ることとなってしまったそうです。
資金が回らなくなってしまったことで何とかして資金を準備しなければと考え、
まずはノンバンクに融資の相談をしたものの散々引き延ばされ最終的に断られてしまいます。
ノンバンクの借り入れがダメなら、もうどこからも資金を調達できないのではないか…
何かよい方法はないか…
と探していたところ、資金調達のサイトから当社を見つけて申し込み頂きました。
材料がないことを理由に仕事をキャンセルしてしまえば信用を失うことになるので、
どうしても明日資金を準備したいというご要望でした。
A様のレスポンスが良かったため翌日に契約することに至り、無事お支払いにも間に合ったそうです。
「危なく黒字倒産になる所だったよ。ありがとう!」とおっしゃっていただき、
お力になれたことが本当にうれしかったですし何よりもホッとしました。
今回のA様の一件、そして『2019年に発生した人手不足倒産は185件、
前年比20.9%増4年連続で過去最多を更新した』という記事なども目にし、
今は本当に人手不足などの問題が深刻なのだと感じたところです。
経営者様によって抱えている悩みはそれぞれでしょうが、
お客様一人一人のご事情やニーズにできる限り応えていけるよう今後も努めてまいります。
今年もどうぞよろしくお願いいたします。
営業2課 山下
2020.01.17