
【ご利用事例】東京都内で建設業を営む経営者様
建設業
平素よりピーエムジー株式会社のご利用事例をご覧いただきまして誠にありがとうございます。
東日本経営支援部の原です。
今回ご紹介する東京都内で建設業を営むA社は、従業員15名ほどの中小企業様です。
公共工事や民間のリフォーム業務を中心に事業を展開し、年間売上は約1.5億円。取引先の多くが大手ゼネコンや地方自治体であるため、入金サイトが「末締めの翌々月末」と長く、実際に売上を上げてから入金されるまで60〜90日かかることが一般的でした。
一方で、現場スタッフの人件費や材料の仕入れ、協力業者への外注費などは毎月発生するため、キャッシュフローは常に圧迫されがちでした。加えて、新たに大型の案件を受注する機会がありながらも、着工前に必要な資材調達資金が不足していたため、泣く泣く断念するケースも出てきていました。
A社の代表取締役であるB氏は、「銀行融資も検討したが、過去に一時的な赤字を出したことで審査が難航し、スピーディに資金を調達することができなかった」と仰っていました。業績は回復基調にあるものの、銀行からの信用付けには時間がかかり、すぐに資金が必要な状況では使いづらいとの判断をされたそうです。
そんな時に取引先からの売掛金を活用して資金調達が可能な「ファクタリング」というサービスの存在を知り、私に相談してくださいました。
A社が今回活用したのは、「2社間ファクタリング」という形式です。これは、売掛先に知られることなく、売掛債権をファクタリング会社に譲渡し、早期に現金化するスキームです。
具体的には、大手ゼネコン向けに請求済みの800万円の売掛金を対象とし、そのうち約90%にあたる720万円をファクタリング会社が即日入金。A社はこの資金をもとに、資材の仕入れや職人の確保を迅速に行うことができ、新たな現場の立ち上げを予定通り進行させることができま
ファクタリングを利用した結果、A社は次のような効果を感じたとお言葉をいただきました。
1つはキャッシュフローの改善:早期資金化により、仕入れや外注費の支払いをスムーズに実施。
2つ目は新規受注の獲得:資金不足で断念していた大型案件を受注でき、売上が前年同月比で25%増加。
三つ目は信用保持:2社間ファクタリングにより、取引先に知られることなく資金調達を実現し、取引関係に影響なし。
ご利用いただいた社長からは以下のようなコメントもいただいています。
ファクタリングは一時的な資金繰りの手段として、とても便利でした。資金の流れが改善されたことで、新しい案件にも積極的にチャレンジできるようになり、結果として業績が好転しました。これからも必要に応じて活用したいと考えています。
大変助かりました。
今後もお客様のお力になれるように突発的な雨が降る経営に傘をさせるように一社一社向き合って営業していきます!
2025.06.27