2024年02月23日
事業資金の調達に向けて
平素より弊社のブログをご覧いただき誠にありがとうございます。
ピーエムジー株式会社経営企画室の板坂と申します。
年度末に向かって様々な業種で繁忙期を迎え、日々の経営課題の解決に悩みを抱えておられる経営者様も少なくないのではないでしょうか。
特に事業資金の調達、資金繰りに関しては業種を問わず、課題として感じられている経営者様は多いと思います。
金融機関や経営コンサルティング会社では貴社の決算書から様々な指標をもって財務分析を行います。
金融機関は財務指標を持って与信判断をしている事は事実ですが、『赤字だから…』、『債務超過だから…』と諦めないで下さい。
多くの中小企業の経営者様は地場金融機関(地方銀行など)と取引されており、数十年の業歴を有する事業者様、金融機関との折衝に長けた経営者様ばかりではありません。
経営者様からの借入相談に対して、金融機関の担当者はどの様に受け止めているのでしょうか。
金融機関への相談で『今月足りないから、借入をしたい』と相談しても、資金調達は暗礁に乗り上げてしまいます。
今一度、自社の強み(営業力、安定した仕入ルート、技術力など)を見直して下さい。
そこから、資金使途、事業に要する調達金額、収支・返済計画を順序立てて組み立てましょう。
そして、その計画の実現性を担保する具体的な戦略、販路などを示し計画を立案します。
併せて、足元の財務改善も必要不可欠です。
低採算部門の縮小や撤退、人員削減などのリストラは企業の体力を細らせ資金繰りに窮する事態になり兼ねません。
現状の人材や設備などは大切な経営資源です。
切捨てではなく先ずは単価交渉などによる収益改善、もしくは高収益部門への転換などを検討し計画に落とし込みます。
新たな資金調達に向けての計画、足元の財務改善に向けての計画、どちらの計画も策定して終わりではなく『予定と実績の管理(予実管理)』が必要となります。
金融機関への資金調達相談には、上記の事前準備を持って臨みましょう。
中小企業の経営者はプレイングマネージャーとして営業、管理、人事など多くの役割を担い、普段の業務に追われることが非常に多く、時間に余裕がないと感じておられると思います。
PMGグループでは日々お忙しい中小企業の経営者様を二人三脚の精神で応援させていただきます。
PMGグループの総合経営コンサルティングを担う株式会社PMG Partnersは事業計画の策定、資金調達支援、組織づくりなどをはじめとする経営課題の解決をサポートします、是非ご相談を検討下さい。