2022年02月18日
ファクタリングとABLの違いとは
平素よりピーエムジーブログをご覧いただきありがとうございます。
パートナー事業部の東です。
ライフスタイル、消費行動が変わり、産業・経済構造も激変しました・・・
政府も金融機関も財政支援や融資について見直していますよね。
まだまだ油断できない世の中で、資材や燃料の高騰、工期の遅れなどでご相談が非常にふえております。
東京商工リサーチの友田常務は
「日本政策金融公庫では、コロナ対応融資の56%で元金の返済が始まっている。
一方8%の企業は返済猶予や追加融資を受けている。
『返済猶予や追加融資イコール倒産』ではないが、コ
ロナ禍が本格化して1年ほどで融資を受けた企業の1割が返済に支障を来たしている状況は深刻」
とのことです。
またここで、中小企業は明らかに過剰債務を抱えている。
金融機関の目線に立つと、債務残高の大きい企業には売り上げが伸びても簡単に追加の融資は出せない。
そういった局面で売掛債権等を担保にした動産・債権担保融資(通称:ABL)があります。
このABLでの資金調達では
・債権譲渡登記制度に基づく登記
・売掛先への通知
・売掛先の承諾
のいずれかが必要です。
登記設定や通知により、関係性によって売掛先に不安を与えてしまったり、
今後のお取引、お仕事に影響を及ぼす可能性があります。
また融資を受ける際にお付き合いが長く、メインの売掛先を提示することが多いですが、
売り上げの比重が大きい売掛先ほど、通知や承諾を得るということはハードルが高くなります。
そういったときにファクタリングが有効だといえます。
弊社ファクタリングサービスは、
・債権譲渡登記制度に基づく登記 →不要
・売掛先への通知 →不要
・売掛先の承諾 →不要
となり経営において資金調達手段の多様化は必須であると思います。
日頃から視野を広げ、資金調達について数多く情報収集し、
前もって気軽に相談できるパートナーを見つけておくことが重要になると考えています。
なので私たちは一人でも多くの経営者さんのパートナーになれるよう、日々業界別の情報収集や勉強に励んでいます。
またファクタリングサービスのみでなく、中長期的な資金調達をご案内したり、
ご要望に合わせて提携パートナー(士業・コンサルタント)をご紹介したり、
ビジネスマッチング等のコンサルティング事業にも力を入れておりますので、なんでもご相談ください。