中小企業が資金繰りに悩んだとき、コンサルタントに相談することも方法の1つです。
当初の計画通りに事業が進まず、創業から10年以内に8割の企業が倒産や廃業しています。
そのため中小企業では、将来の方針を見出し、成長し続けることが大切であるのと同時に、資金を枯渇させないことが重要です。
そこで、中小企業の頼れるコンサルタントについて、資金繰り問題の解決方法を紹介します。
中小企業の悩み
多くの中小企業は、現預金に余裕があるとはいえません。
資金繰りが不安定な状況であり、決算書上は黒字の場合でも、売掛金を多く抱えており、回収までに発生する支払いに四苦八苦しています。
毎月生み出されるキャシュフローよりも、借入金の返済額が多い企業も少なくないため、資金面に不安を抱えているケースは多いといえます。
銀行融資を頼りにくい理由
経営や財務の状況が悪化していると、銀行から新たな融資は期待できません。
借入れ以外の資金調達においても、出資や社債などに頼るにはハードルが高いといえます。
コンサルタントを選ぶ基準
債務超過や借入金過多、慢性的な赤字、税金滞納などで悩む中小企業は少なくありません。
この状況で資金を調達したくても、頼れる方法は限られます。
しかし、決算書を偽造する粉飾決算で、資金調達の可能性を8割や9割に高めようとするコンサルタントを頼ってしまうことは得策とはいえません。
後々トラブルに繋がるため、適切な方法による資金調達を提案するコンサルタントに依頼することが大切です。
資金繰り問題の解決方法
資金調達の方法は銀行融資だけではありません。
出資や社債など、中小企業にはハードルが高いと感じる方法以外にも、たとえば売掛金を現金化するファクタリングなどがあります。
設備投資などを検討している場合、補助金などの対象になるケースもあるため、確認が必要です。
どの資金調達方法が適切か、選択に迷ったときこそ、資金繰りを改善させられるコンサルタントを頼りましょう。