資金調達の方法とそのメリットとデメリットとは?


企業が資金調達を行う理由は様々です。中でも新規の事業を立ち上げる場合には、土地や建物、機械など多くの設備資金が必要になりますのでそのための導入資金を準備することになるでしょう。
新規の場合には入金がない期間が出てきますので、その間の支払いに必要な費用も資金調達しておくことが必要です。
建設業などは工事を行って入金までのスパンが長いため、資金が枯渇する可能性も出てくるでしょう。
入金されるまでに工事に必要な資材や人件費の支払いは継続しますので、運転資金として資金調達しておくことが必要です。

資金調達を検討する場合に実施したいこと
仕入れ先に対する支払いを遅らせるため、手形で支払いまでの期日を2~3か月まで引き延ばすこともできますし、得意先に対する売掛金の回収を早期に行うことも検討が必要になるでしょう。
通常の支払日より早期に支払いがあれば割引を行うといった条件を提示しておく方法があります。
しかし仕入れ先や得意先は信用関係が大切なため、支払を延長することや回収を早期に行うにも限界が生じます。対外的に迷惑をかけず独自で運営資金を確保するならやはり資金調達が必要です。

出資による資金調達は?
一般的に資金調達する方法として、出資が考えられます。
出資は返済の必要がないお金であり、自由に資金を使うことができます。ただし出資者に経営権を持たれることになり、配当金として還元する必要もあるでしょう。
出資の具体的な方法は起業時に行う自己資金を投入する方法などで、借入ではありませんので金利負担がなく自由度が高く持てますが資金の量には限界があります。
他企業に出資してもらう場合には自己資金の必要がないまま資金を確保できますが、出資元に経営権を持たれるので経営活動の自由さが阻害される可能性が出てくるでしょう。

金融機関からの融資は?
金融機関からの融資は返済の必要があるお金です。調達するまでのプロセスも面倒で、金利も発生します。
中小企業であれば日本政策金融公庫や地方自治体から融資を受けるという方法もあるでしょうし、補助金や助成金なども適用されるケースがあります。
ただし補助金や助成金は申請手続きが煩雑であり、条件に適用することも必要ですので専門家に相談することが必要です。
募集期間も限定されていますし、補助金は後払いですのでそれまでの資金を確保することが必要になるでしょう。

ファクタリングという方法も検討してみては?
ファクタリングとは売掛債権を買い取ってもらうという方法で、融資とは違い返済の必要がありません。
債権の支払会社と受取会社がファクタリング会社と契約し、受取会社はファクタリング会社に債権を譲渡するといった形になります。
迅速に売掛金をキャッシュ化したい場合など、有効な方法ですので資金調達に困った場合には方法の1つとして検討してみることも可能です。