売掛金は、売上によって左右されるものです。
売上が多くなっている会社なら、売掛金はそこまで多くならないのです。
しかし、売り上げをある程度持っているのに、売掛金の数字が高くなっている場合もあります。
この状態が危険であることは間違いなく、信頼性を失うきっかけになります。
売上は月ごとに記載していることが多い
売上の数字は、年間で出しているのではなく、大体月ごとの売上を理解しています。
月刊の数字を出すことによって、大体売掛金が何ヶ月分残されているか走っている必要もあります。
計算をしていなかったら、売掛金の状況を把握できないからです。
年間の売上を提示している会社は多くなっていますが、裏では月間の売上もしっかり出すようにしています。
計算のために必要な要素ですので、融資を受けるためには出さなければなりません。
もし売上に対して、売掛金が多くなっていたら、当然信用がないように思われます。
残っている売掛金が売上に対してどれくらいの期間なのか把握して、金融機関は情報を検討していくのです。
売掛金が4か月以上残っていると危険なサイン
通常の会社であれば、売掛金が2か月以内で作られています。
それ以上の期間が発生しているなら、危険なサインが生まれていると判断してください。
売掛金が4か月を超えるようになると、不良債権の可能性が高まり、回収できない金額と捉えられてしまいます。
会社の資産によって、金融機関は融資を検討している場合も多くあります。
売掛金が4か月以上残っているようなら、不良債権で回収できない金額が多くあると思われて、資産をその分だけ減らしてしまいます。
売上が高かったとしても、不良債権はマイナス材料となってしまいます。
信頼性が低くなっているだけでなく、もしかしたら不良債権で苦労して、倒産の危険などもあると判断されれば、融資に影響を及ぼしてしまうでしょう。
売掛金を減らせるように考える
とにかく不良債権が出ないように、売上に対して売掛金が2か月以内、できれば1か月程度に抑えるようにします。
0か月というのは相当難しいことですが、2か月以内なら会社としても達成しやすいことです。
不良債権となるような状況を作らないように、そして売上がしっかりと循環して、売掛金を減らしていけるような環境を作りましょう。
会社としても、決算書などに書いている売掛金が多くならないように、色々な検討を進めていく事となります。
できることなら、売掛金に影響の出る手法を避けて、無難に売上を得られる方法が望ましいです。