2025年08月01日
頑張れる理由

仕事や勉強、スポーツなど、日々努力を重ねる中で、楽しい時もあればつらい時もあります。結果が実る時もうまくいかない時も、それでも前を向いて行動し続けていると思います。
時にはネガティブになってしまったり、行動をやめて逃げ出してしまったことも誰しもあるでしょう。
それもまた、原動力や動機が関わっているのだと思います。
私はピーエムジー株式会社に入社して、4か月が経ちました。
就職活動中は将来を想像する中で迷いや不安もありましたが、覚悟を決めて入社しました。実際に働きながら徐々に仕事を覚え、お客様から感謝の言葉をいただけるようになり、自分の成長を実感できています。
ピーエムジーは、先輩社員の方々が本気で会社を良くしようとし、新卒社員もまた本気で会社や個人の成長に貢献したいという想いを持っている、そんな組織です。
しかし、ふと「みんなどうしてこんなに頑張れるのだろう」と考えることがあります。それは会社の人に限らず、社会の人々はみんな何を目標に、誰のために頑張っているのだろう、と。
私は幼少期から18年間サッカーを続け、プロサッカー選手になることを目標に大学までプレーしてきました。
サッカーを始めたきっかけは、親や兄の影響です。始めた頃は「楽しいから」「点を決めたいから」「試合に勝ちたいから」とボールを追いかけていました。やがて年代が上がるとプロへの憧れが芽生え、競争心も生まれました。競い合うことで競技力も向上していきましたが、実際にプロになれるのはほんの一握りです。楽しくて始めたサッカーも、いつしか「プロになること」「勝利すること」だけが全てだと考えるようになっていきました。
大学3年の初め、プロになることを諦めかけ、「今やっていることは無駄なのではないか」とサッカーを辞めようと考えたこともありました。
しかし、原点に立ち返り、本来の楽しさを思い出すことができました。よく考えると「楽しさ」の中には様々な要素がありました。競い合うこと、成長を感じること――その楽しさに当時は気づけていなかったのです。
プロという目標は達成できませんでしたが、大学最後まで全力でプレーし続けることができました。競技を通して得た経験は計り知れないものであり、私の人生の幹となっています。
社会人になった今も、仕事を通じて自分の成長を感じることが多く、日々楽しく向き合えています。なぜ頑張れるのか、その動機を自分自身でも理解しきれていない部分もあります。
また、私の人生においては「支えてくれる人」の存在がとても大きいです。
当たり前ではありますが、特に家族、両親は常にそばに居てくれ、私の人生を形づくってくれました。これからは、私が感謝の気持ちを伝え、これまでの恩を返していく番だと思っています。
人にはそれぞれ、頑張れる理由、あるいは頑張れない理由があり、何かのため、誰かのために動いています。その理由を一度深く考えてみることで、まだ気づけていない自分や他人の人生の背景を理解できるようになるかもしれません。
私は、お客様や共に働く仲間の原動力や動機をしっかりとキャッチし、信頼していただける人間になります。
中小企業の経営者は、自身の人生に加え、従業員の人生も背負っています。私はリスペクトの気持ちを持ち、経営に選択肢と安心を届けていきます。
最後までご覧いただき、ありがとうございます。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。