2021年07月30日
東京オリンピックと緊急事態宣言
ピーエムジー株式会社本社第一営業本部2課係長の赤津です。
一年遅れで開催されている東京オリンピック。
コロナウィルスの影響もあり開催されるのかギリギリまでわかりませんでしたが
無観客という一定の制限を設け開催されております。
日本を代表して各国と熾烈な争いを繰り広げている選手たちを最大限応援したいですね。
と、同時に東京・沖縄につづきオリンピック会場もある埼玉・千葉・神奈川・大阪の計4の県府に
緊急事態宣言が再発令されました。
なんとも盛り上がりづらい状況の中、選手たちは過去最大のメダルラッシュを起こしており
自国開催の意地とプライドで観ている人たちに勇気を与えてています。
この一年で伸びた人、落ちた人、様々なストーリーがこのコロナウィルスの影響で左右されたことでしょう。
そしてそれは選手に限らず、日本、世界の経済状況にも大きな影響をもたらしています。
今、経済誌などでよく目にするのは、オリンピックが終わったら日本の経済水準が落ちるのではないか。
という懸念です。
2004年アテネオリンピック後のギリシャの財政危機がこの状況に拍車をかけていると言われています。
では、前回の東京オリンピックが開催された時を振り返ってみましょう。
日本で初めてオリンピックが開催されたのは、1964年のことです。
アジア初のオリンピック開催国ということで大きな注目を集めた開催でした。
そしてこの大会後の1964年後半~1965年にかけて、「昭和40年不況」と言われている経済危機に見舞われています。
不況のきっかけとなったのは、オリンピック閉幕と金融引き締め。
“金融引き締め”とは、今、日本で執られている「金融緩和」の逆の政策ですね。
少し状況が似ていると思いませんか?
この不況は「証券不況」とも呼ばれており、企業倒産の多発、企業収益率の低下、株価の不振とともに、
大手証券会社が軒並み赤字となりました。
2021年現在、経済のねじれは解消されておらず、実経済と株価の乖離が目立っています。
そして大きく違うのはコロナウィルスが未だに収束の目処がただず、
実経済に今後も影響を及ぼすのではないかという二重の不安があります。
1964年の東京オリンピック開催時は高度経済成長真っ只中ということもあり、
不況に陥ったのは意外と閉幕後の一年だけでその後は成長を続けていました。
ただ今回はその状況より不安の多い経済状況の中での開催です。
閉幕した後の日本は少なからず更なる不況に悩まされる可能性が大いにあると考えます。
弊社のHPを閲覧してくださっている方の多くは、経営者や会社の経理会計を任されている方も多くいると存じます。
今後の不安を抱えている方も多くいることでしょう。
そんな不安を少しでも和らげられるよう、私たちピーエムジーの社員一同中小企業の真の下支えとなるべく
日々、経営者の方に寄り添い、ご提案やサービスを提供しております。
政府から出される補助金や助成金も知らなければ意味がありません。
忙しい日々の中、資金繰りのことだけを考えるわけにはいかず様々な課題に向き合っている経営者の力になりたいのです。
弊社のサービスは日本中、全ての人を助けられるわけではないかもしれません。
ですが、この日本の根幹を担い下支えしている中小零細企業の力になることで間接的に日本中の
力になりたいと社員本気で思って働いております。
ぜひ一度ご相談だけでも構いませんのでお悩みをお抱えの方はお問い合わせ下さい。
そして最後まで日本を背負って戦っている選手に最大限の敬意を持って応援しましょう!
ピーエムジー株式会社本社第一営業部2課係長 赤津