2023年08月10日
企業倒産の増加ペースは止まらない
いつもピーエムジーブログをご覧いただき、誠にありがとうございます。
ピーエムジー株式会社の第2営業部3課、平岡 王里です。
厳しい暑さの頃ですが皆様どうお過ごしでしょうか。
コロナも落ち着き制限も段々と無くなり少しずつ自由な日常が戻ってきたと思います。
しかし中小企業はこの夏から山場が待ち受けているのも事実です。
東京商工リサーチが発表した7月の企業倒産件数は758件と前年同月比53%増えています。
単月では2020年初めの新型コロナウイルスの感染拡大以来、最大の増加幅で、
経済が再開する中でも人手不足や借入金の返済難で経営に行き詰まるケースが増えています。
コロナ禍での手厚い資金支援は経営難の企業の延命には役に立ちましたが
事業改革などを進めなかった企業は膨れ上がった借金と人手不足、物価高の重荷に耐えきれなくなっています。
倒産は販売不足、赤字の累積や売掛金の回収難など「不況型」倒産は目立ち、特にその中で目立つのは建設業や製造業の倒産であり、
海外から部品や原材料を仕入れる企業は1ドル140円台で推移する円安も重荷です。
後継者難や求人難を理由にした倒産もあり、コロナ禍では元本の返済と利子の支払いを一定期間免除する実質無利子・無担保のゼロゼロ融資の利用が急拡大しました。
免除期間が終わり、返済の本格化はピークを迎え、7月は新たゼロゼロ融資の返済を始め、ゼロゼロ融資で借金が膨らんだことで財務状況が悪化し、
新たな借り入れが困難になる弊害も出てきています。
金融機関は再生の見込みがある企業と先行きの厳しい企業をふるいにかけ、支援にも格差が生じている現状であり今後も倒産の増加基調が続くと思われ、
保証付き融資の返済を信用保証協会が肩代わりする「代位返済」が増えてしまっています。
これは、資金繰りが行き詰まり、破綻の瀬戸際にある「倒産予備軍」が増えていることを暗示しているといっても過言ではありません。
企業にとって経営に雨が降っている状態に金融機関は傘を貸してくれません。
そんな中でもピーエムジーは傘をさす存在になりたい。
常に雨が降ることに備え傘を差し出せる存在になることで経営者一人一人に寄り添う存在を目指しています。
わたしたちが提供する売掛債権早期資金化サービス事業は国の政策等によるしわ寄せが中小企業に向けられ雨が強まる情勢において足元を固め、
雨を防ぎ、経営に虹をかける未来を見ることができます。
経営者が本気で前に進むために、わたしたちは傘を、あなたとあなたの大切な家族や社員たちに差し出す準備をしております。
もし何か少しでもご不安な事があれば、全力でサポートさせていただきますのでご相談お待ちしております。
最後までお読み頂きありがとうございます。
今後ともピーエムジー株式会社ならびに、ピーエムジーブログをよろしくお願いいたします。