2024年01月26日
「2024年問題」が与える人手不足の影響
平素より弊社のブログをご覧いただき誠にありがとうございます。
ピーエムジー株式会社の営業マーケティング課の東です。
新しい年2024年が始まってから、もうすぐ1カ月が経とうとしています。
そこで間近に迫っている「2024年問題」について不安を抱えている経営者様も多いのではないでしょうか。
「2024年問題」とは2024年4月から働き方改革関連法の施行によって時間外労働に上限規制等が適用されることを「2024年問題」と称しています。
他の業種より労働時間が長いとされる物流業界について、労働時間が制限されることによって、1日に運ぶことができる荷物の量が削減してしまい、
運送業者の利益の減少、そしてドライバーの収入が減少してしまう。
さらには、ドライバーの収入の減少による担い手が不足してしまうということが懸念されています。
物流業界だけに限らず、建設業界や医療業界でも規制が適用されたため、大きな影響を受けることが予想されます。
そんな中で、日本の中小企業では人手不足による倒産が急増しているのです。
帝国データバンクは12日、人手不足の影響による2023年の倒産件数が前年比86%増の260件に達したと発表しました。
物流業界や建設業界の中小企業で増加が顕著で、両業界ともに24年4月に始まる時間外労働の上限規制によって、
さらに人手不足が懸念され、今後倒産がさらに増加するとの見方もあります。
規模別では従業員数10人未満の企業が8割弱を占めており、体力のない中小企業が淘汰の波にさらされてしまっているのです。
「2024年問題」を巡って大手の建設や物流企業を中心に社員の確保を急ピッチで対策を進めているようですが、
中小企業では賃金などが見劣りしてしまう場合が多いため、大手と比べて人材の獲得力に大きな差が出ていると考えられます。
「2024年問題」は社会全体の問題として向き合っていかなければならないと捉えるべきではないでしょうか。
ピーエムジーでは中小企業に大きな影響を与える「2024年問題」について中小企業支援機構として、
お悩みを抱える経営者さまに寄り添ったサポートを一つでも多くご提案できるよう日々精進してまいります。
今回ご紹介させていただくお客様は、弊社が売掛金の早期資金化以外でも様々なサポートをさせていただいている点が決めてとなり、
他社でご契約されていたところから、お乗り換えの決断をし、弊社とお付き合いいただいたという事例でございます。
こちらのお客様は運送業を営むお客様で、前述した人手不足にお悩みを抱えていることをご相談いただきました。
そこで2点のご提案させていただきました。
1点目は、弊社が提携している求人広告を無料で掲載できるサービスをおこなう企業のご紹介ご提案をいたしました。
社長自ら、第一線でドライバーをされていることもあり大変お忙しいため、採用の事にまで手が回らないとのことでしたが、
弊社がご紹介したサービスをご利用になり、採用業務が効率化と費用の削減ができたと大変お喜びいただきました。
2点目の提案は、組織づくりのご提案です。
人手不足に対して、新しい人員を確保することも重要ですが、今いる従業員さま方に対しての組織としての基盤づくりはとても重要なことです。
そこで弊社に所属する組織づくりの専門とするコンサルタントと同行し会社の組織を見直している最中でございます。
このように弊社では資金に対するお悩みは勿論ですが、経営に関するお悩みに対して幅広いサービスやご提案ができることが弊社の強みであります。
まずは、ご相談だけでも構いませんので、お気軽にお問合せ下さい。
最後までお読みいただきありがとうございました。