岩手でもファクタリングは可能?資金調達におけるメリット・デメリット

岩手県は、盛岡市をはじめとする14市15町4村の計33市町村で構成されていますが、ファクタリングによる資金調達のニーズも高まっているエリアです。

岩手を拠点とする中小企業も多く存在していますが、ファクタリング会社の多くは東京に集中しているため、ファクタリングを資金調達に活用しにくいと感じている経営者もいることでしょう。

そこで、岩手でもファクタリングは可能なのか、資金調達に利用する際のメリット・デメリットについて解説していきます。

ファクタリングは中小企業の有効な資金調達方法

岩手県は東北地方に位置する県で、広大な農地や変化に富んだ気象条件で農業資源に恵まれていることが特徴です。

先端技術産業や自動車関連産業など企業立地の進展や地場産業振興などにより、自動車や半導体関連など完成品メーカーとメーカーを支える基盤技術を持った中小企業群が集積しており、建設業も県内の全就業者数の約1割が従事するなど地域雇用や経済を支えています。

このように岩手には数多くの中小企業が存在していますが、中には売掛金が入金されるまで資金面で不安を抱える企業も多く、ファクタリングを使った資金調達方法がより注目されているといえるでしょう。

ファクタリングは岩手の中小企業にとっても、安心して利用できる資金調達方法です。

中小企業が抱える資金面の悩みとして主に次の3つが挙げられます。

  • 売掛先の支払いサイト長期化で入金されるまでの間に資金不足に陥りやすい
  • 仕入れに充てるお金が手元になく材料費や資材費が払えない
  • 銀行融資を受けても審査が通らず借入れに頼れない

資金面の悩みが解決できなければ、資金繰り悪化で最悪の場合には枯渇することとなり、利益を生み出せていても黒字倒産してしまいます。

このような事態に陥らないためにも、ファクタリングで手元の資金を増やし、運転資金としてうまく活用していきましょう。

ファクタリングで資金調達する際の流れ

ファクタリングは、企業などが保有する「売掛金」をファクタリング会社に売却し、現金化することで資金を調達できるサービスのことです。

売掛先と取り決めた期日を待たなくても先にお金を受け取ることができるため、期日が長期化していても資金不足を防ぐことができます。

ファクタリングで資金調達するときの流れは、次の2つの契約形態により異なります。

  1. 2社間ファクタリングの流れ
  2. 3社間ファクタリングの流れ

それぞれの流れを説明していきます。

2社間ファクタリングの流れ

「2社間ファクタリング」とは、利用者とファクタリング会社のみで契約を結ぶファクタリングで、契約に売掛先が関与しません。

誰に知られることなくファクタリングで資金を調達することができ、用意しなければならない書類や手続も簡単で現金化までの時間も、早ければ即日などスピーディです。

その2社間ファクタリングを利用したときの流れは、以下の6つとなります。

  1. ファクタリング会社に保有する売掛金の買取りを申し込む
  2. ファクタリング会社で審査がおこなわれる
  3. 審査通過後に、ファクタリング会社から買取条件や契約内容など提示される
  4. 提示された内容に合意後、利用者とファクタリング会社で契約を結ぶ
  5. 指定した銀行口座に手数料を差し引かれた金額が振り込まれる
  6. 本来の売掛金支払い期日に売掛先から入金後、ファクタリング会社へ送金する

この流れから2社間ファクタリングによる資金調達は、緊急的にお金が必要という場合に対応しやすい方法ですが、手数料は3社間ファクタリングより高めに設定されます。

3社間ファクタリングの流れ

「3社間ファクタリング」は、利用者とファクタリング会社だけでなく、売掛先も契約に関与するファクタリングです。

そのため売掛先には、利用者がファクタリング会社に売掛債権を譲渡することを通知し、承諾を得て協力してもらうことが必要となります。

この流れから、売掛金は売掛先からファクタリング会社へ直接支払いが行われるため、利用者を経由せず回収できることで手数料も低く設定されます。

ただし売掛先に対する説明と承諾を得る手続で時間がかかり、その後の関係性や取引に悪影響を及ぼす可能性もあることは留意しておくことが必要です。

その3社間ファクタリングを利用したときの流れは、主に次の7つです。

  1. ファクタリング会社に保有する売掛金の買取りを申し込む
  2. ファクタリング会社で審査がおこなわれる
  3. 審査通過後に、ファクタリング会社から買取条件や契約内容など提示される
  4. 提示された内容に合意後、売掛先に債権譲渡通知を出して承諾を得る
  5. 利用者・ファクタリング会社・売掛先で契約を結ぶ
  6. 指定した銀行口座に手数料を差し引かれた金額が振り込まれる
  7. 本来の売掛金支払い期日に、売掛先からファクタリング会社へ直接支払いが行われる

岩手でファクタリングを活用するメリット

 

ファクタリングを利用した資金調達は、岩手の企業にも大きなメリットがあります。

ファクタリング会社が行う審査は売掛先の信用力を重視するため、利用者の財務状況が悪化していても信用力の高い売掛先の債権があれば資金調達につなげることができるからです。

また、お金を借りる方法ではないため、担保や保証人も必要ありません。

赤字決算や債務超過、税金滞納などがあっても申し込みでき、貸借対照表を汚すことなく資金調達する方法なので、安心して利用できるといえるでしょう。

岩手でファクタリングを活用するデメリット

岩手の企業がファクタリングを活用する場合のデメリットとして、ファクタリング会社の多くが東京近郊に集中していることです。

県内で信頼できるファクタリング会社を見つけることが難しく、東京近郊で信頼できる業者を見極めなければなりません。

仮に近隣にファクタリング会社があったとしても、県内では競争力がそれほど高くないため、信頼できる業者か判断がつきにくいといえるでしょう。

東京近郊の業者に依頼する場合には、出張対応や郵送による手続で進めることとなり、時間や費用が余計にかかってしまいます。

岩手でファクタリング利用する際の注意点

岩手でファクタリング利用するときには、ファクタリング会社選びを慎重に行うことが挙げられます。

たとえば岩手県内だけでファクタリング事業を展開しているファクタリング会社の場合、確かに地域密着型で何でも相談しやすいでしょう。

ただ、規模の小ささから資金力も期待できず、必要な資金をすぐに準備してもらえない可能性もあります。

そのため次のことを注意したファクタリング会社選びをしてください。

  • 全国対応可能の業者を選ぶ

詳しく説明していきます。

全国対応可能の業者を選ぶ

東北地方に営業所を設け、全国対応を可能とするファクタリング会社なら、地域の事情なども把握しているはずなのでよりよいサービスが期待できます。

本社は東京にあるけれど、各地域を網羅するために全国に営業所や支社を設けているケースです。

出張対応や郵送による手続の他、オンラインによる対応なども可能であれば、よりスムーズに資金を調達できることでしょう。

全国対応可能な業者であれば、地域密着のスタイルと効率的で時間のかからない手続が可能となり、安心してファクタリングで資金調達できます。

まとめ

岩手県内のみでファクタリング事業を展開しているファクタリング会社は、地域密着型で親しみやすさが魅力です。

しかし規模の大きさは期待できず、準備できる資金も限られ、手数料も割高になってしまう可能性があるといえます。

それに対し、全国対応を可能とするファクタリング会社なら、東日本と西日本のどちらでも対応でき、柔軟で充実したサービスの提供が可能です。

当社も宮城県仙台市に営業所があり、郵送やオンライン対応、出張などにも対応しているため、安心してご相談ください。