審査の甘いファクタリング会社11選|緩いのに落ちる理由や通るコツを解説

ファクタリングの審査は、銀行融資よりも甘いことが一般的です。

その理由は、ファクタリングは売り掛け取引で発生した売掛金を現金化する方法であるため、銀行融資や手形割引とは異なる審査基準だからといえます。

ただし、どのファクタリング会社でも審査が甘いとは言い切れないことや、過剰に甘すぎる審査の業者とは契約リスクが高いなど、注意も必要です。

ファクタリングによる資金調達成功の鍵は、信頼できるファクタリング会社を見極めながら、審査基準の甘い業者選ぶことといえます。

そこで、ファクタリング審査の甘い業者11選と、緩いはずの審査基準でなぜか落ちてしまう理由や、通るために押さえておきたいコツなどを解説します。

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経営者・財務担当者のために、PMGがご提供する最短即日で現金化可能なファクタリングについて詳しく解説した資料です。

目次

審査の甘いファクタリング会社11選

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審査の甘いファクタリング会社は、必要書類も少なく、審査時間も短いため、手続がスムーズに進みます。

急いで資金準備が必要なときや、即日売掛金を現金化したいときに頼りやすい存在ですが、実績豊富なファクタリング会社を選ぶことが大切です。

そこで、審査が甘く、柔軟な対応で利用しやすい正規のファクタリング会社11社を以下のとおり紹介します。

  1. PMG
  2. ペイトナーファクタリング
  3. labol
  4. フリーナンス
  5. paytoday
  6. zist
  7. olta
  8. ベストファクター
  9. みんなのファクタリング
  10. ビートレーディング
  11. QuQuMo

PMG

中小企業の経営者を支える

サービス名 PMGについて詳しく
運営会社 ピーエムジー株式会社
売買手数料 2%~
入金までの最短時間 最短即日
買取可能額 50万~2億円
2社間契約
3社間契約
債権譲渡登記 不要なプランあり
審査時必要書類
  • 申込書
  • 通帳のコピー
  • 請求書や注文書など
オンライン契約
対象者 法人・個人事業主
営業時間 8:30-18:00(土日祝も営業)
審査通過率 非公開

PMGでは、中小企業をサポートするためのサービスをご提供しています。ファクタリング(売掛金早期資金化)サービスもその内のひとつです。審査結果が30分でわかること、最短即日で入金可能というスピーディーな対応が可能です。翌営業日中に入金まで進めることもできます。

全国に10の拠点があるため、対面での相談がしやすく、財務支援などのファクタリング以外のサポートも実施。PMGはプライバシーマーク・ISO27001を取得しているため、情報セキュリティの面でも安心してご利用いただけます。

【PMGのポイント】

  • 審査結果は最短30分でわかる
  • 即日入金も可能(平日のみ)
  • 情報セキュリティ面で安心して利用できる

ペイトナーファクタリング

最短10分で振込完了

サービス名 ペイトナーファクタリングについて詳しく
運営会社 ペイトナー株式会社
売買手数料 10%固定
入金までの最短時間 最短10分
買取可能額 100万円まで
2社間契約
3社間契約 ×
債権譲渡登記 非公開
審査時必要書類
  • 支払い期日まで70日以内の請求書
  • freee連携情報
  • 本人確認書類(初回のみ)
オンライン契約
対象者 法人・個人事業主
営業時間 平日10:00~19:00
審査通過率 非公開

ペイトナーファクタリングは、主に小規模ビジネスの資金繰りをサポートするのに適したファクタリングサービスで、ペイトナー株式会社が運営しています。入金までが最短10分という最速スピードが特徴で、週末申し込みをした場合、早くて月曜日の午前中には入金されるしくみです。

請求書の買取は、初回利用で上限25万円までですが、ペイトナーファクタリングと継続取引をするうちに上がっていきます。最終的に最大で100万円までのファクタリングが可能です。まさに、小規模ビジネスやプロジェクトを運営する方におすすめのファクタリングサービスです。

【ペイトナーファクタリングのポイント】

  • 平日の営業時間内なら最短10分で即時入金が可能
  • 利用可能枠は取引実績によって変わる(25万~100万円)
  • ISO 27001認証取得

labol

個人事業主・フリーランス向け 1万円から利用可能

ラボルについて labol(ラボル)について更に詳しく
運営会社 株式会社ラボル
売買手数料 10%固定
入金までの最短時間 最短60分
買取可能額 1万円~
2社間契約
3社間契約 ×
債権譲渡登記 不要
審査時必要書類
  • 請求書
  • 取引のエビデンス
  • 本人確認書類
オンライン契約
対象者 個人事業主・フリーランス・法人
営業時間 土日・祝日も審査と入金を行っている
審査通過率 非公開

labol(ラボル)は東証プライム上場企業である株式会社セレスの子会社です。土日・祝日も審査を行っており、振込は24時間365日対応しているので、土日ファクタリングをお考えの方にはぴったりのファクタリング業者です。ただし、年に数日休業となる場合があるので、休業期間については確認しておくことをおすすめします。

買取可能額は1万円からと柔軟性があり、小規模事業者や、個人事業主やフリーランスの方にも利用しやすくなっています。売買手数料が10%固定で分かりやすいのも安心して利用できるポイントです。

【ラボルのポイント】

  • 土日・祝日も審査と振込対応
  • 東証プライム上場企業の子会社
  • 売買手数料は10%固定

フリーナンス

フリーランスが利用しやすい

サービス名 フリーナンスについて詳しく
運営会社 GMOクリエイターズネットワーク株式会社
売買手数料 3%~10%
入金までの最短時間 最短即日
買取可能額 非公開
2社間契約
3社間契約 ×
債権譲渡登記 非公開
審査時必要書類
  • 公的な身分証明書
  • 請求書
オンライン契約
対象者 法人・個人事業主
営業時間 非公開
審査通過率 非公開

「フリーナンス」は、GMOクリエイターズネットワーク株式会社が運営する、主に個人事業主を対象としたファクタリングサービスです。その他GMOクリエイターズネットワーク株式会社は、保険やバーチャルオフィスなど、フリーランスをサポートする総合的なサービス展開を行っています。

ファクタリングサービスは個人に限らず法人でも利用可能で、フリーナンス会員になるには、身分証明書の提出や必要事項の入力などの審査があります。

会員になるとファクタリングサービス「即日払い」の申請が可能になるほか、仕事上のトラブルや事故を補償する「あんしん補償basic」が無料で利用できる点が魅力です。また、フリーナンスは売買手数料の計算がわかりやすく、上限10%までと決められています。

【フリーナンスのポイント】

  • フリーランスも利用しやすい
  • フリーランス向けの複数のサービスを利用できる

paytoday

90日後の請求書にも対応

サービス名 PAYTODAY(ペイトゥデイ)について詳しく
運営会社 Dual Life Partners株式会社
売買手数料 1~9.5%
入金までの最短時間 最短30分
買取可能額 10万〜上限なし(無制限)
2社間契約
3社間契約 ×
債権譲渡登記 不要
審査時必要書類
  • 最⼤90⽇後の請求書
  • 代表者の本人確認書類
  • 直近6ヶ月以上の入出金明細
  • 決算書(個人は確定申告書)
オンライン契約
対象者 法人・個人事業主
営業時間 平日 10:00-17:00
審査通過率 非公開

Dual Life Partners株式会社が運営するPAYTODAYは、最大90日後まで、10万円以上の売掛債権(請求書)の買い取りができるサービスです。PAYTODAYの審査はAIが実施し、基本的に完全非対面で手続きが進行します。

また売買手数料は上限9.5%を超えないことから、他のファクタリング会社よりも良心的なところが魅力です。

これらのことから、法人に限らずスタートアップや個人事業主、フリーランスまで幅広い利用者がおり、申込額の累計は100億円を突破しています。

【PAYTODAYのポイント】

  • 平日営業時間内なら最短30分で入金可能
  • 売買手数料の上限設定あり(5%)
  • 最⼤90⽇後の請求書の買取が可能

zist

経営に関するアドバイスも受けられる

サービス名 ZIST(ジスト)について詳しく
運営会社 株式会社ZIST
売買手数料 3~15%
入金までの最短時間 最短即日
買取可能額 30万円~5,000万円以上
2社間契約
3社間契約
債権譲渡登記 留保可能
審査時必要書類
  • 通帳コピー
  • 請求書(契約書)
  • 発注書/納品書
オンライン契約
対象者 法人・個人事業主
営業時間 平日10:00~18:00
審査通過率 93%以上

ZIST(ジスト)は第二次産業(建設業・製造業・工業)や第三次産業(運送業・小売業・卸売業)など特定の業界に特化したサービスや、企業経営アドバイザーによるファクタリングなどを展開しているファクタリングサービスです。

そのため、ファクタリング以外の資金調達についての相談もでき、自社の状況にあわせた資金調達のサポートにも対応しています。

また、他社から乗り換える際には、1〜3%の割引特典が付与されるため、乗り換えを検討している場合にもおすすめです。

【ZISTのポイント】

  • 業種特化型
  • 乗り換えで他社の売買手数料率より1~3%引き
  • 企業経営について総合的なサポートを受けられる

olta

6ヶ月先の請求書にも対応

サービス名 OLTA(オルタ)について詳しく
運営会社 OLTA株式会社
売買手数料 2〜9%
入金までの最短時間 最短即日
買取可能額 制限なし
2社間契約
3社間契約 ×
債権譲渡登記 原則不要
審査時必要書類
  • 昨年度の決算書一式
  • 入出金明細直近4ヶ月
  • 売却予定の請求書
  • 代表者様の本人確認書類
オンライン契約
対象者 法人・個人事業主
営業時間 10:00~18:00
審査通過率 非公開

OLTA(オルタ)は売買手数料の上限が9%と売買手数料が抑えられるファクタリングサービスです。買取可能額に下限も上限もないため、規模に関わらず利用しやすくなっています。

また、オンラインで申し込みからすべての手続きが完結し、対面での審査や手続きがないため、スピーディに入金まで対応してもらえることが特徴です。

ベストファクター

サービス名 ベストファクターについて詳しく
運営会社 株式会社アレシア
売買手数料 2~20%
入金までの最短時間 最短即日
買取可能額 30万~1億円
2社間契約
3社間契約
債権譲渡登記 不要な場合もある
審査時必要書類
  • 請求書
  • 本人確認書類
  • 入出金の通帳
オンライン契約
対象者 法人・個人事業主
営業時間 平日10:00~19:00
審査通過率 92.25%

ベストファクターは株式会社アレシアが運営するファクタリングサービスです。電話での相談で最短5分で買取可能かどうかがわかり、即日での入金も対応しています。そのため、お急ぎで早めに入金を必要としている方におすすめです。

個人事業主の相談にも対応しており、幅広い資金需要者に対応しているサービスといえます。

みんなのファクタリング

18時までの契約で土日も振込可能

サービス名 みんなのファクタリングについて更に詳しく
運営会社 株式会社チェンジ
売買手数料 非公開
入金までの最短時間 最短60分
買取可能額 非公開
2社間契約
3社間契約 ×
債権譲渡登記 原則不要
審査時必要書類
  • 請求書
  • 通帳等のエビデンス資料
オンライン契約
対象者 法人・個人事業主
営業時間 9:00~18:00(土日祝も営業)
審査通過率 非公開

みんなのファクタリングは、株式会社チェンジが運営するファクタリングサービスです。現金化までの早さは最短60分と、業界有数の振込スピードが特徴です。土日祝日の申込でも、即日振込に対応できます。申込から契約まで、すべての手続きがオンライン完結です。来店や電話でのやりとりは必要ありません。決算書・事業計画書は提出不要なので、手元の資料で気軽に申し込めます。

独自のAI審査を採用しており、赤字経営や税金の滞納があっても申込可能です。必要なコストは売買手数料と、支払い時の振込手数料のみ。事務手数料や出張費などはかかりません。

【みんなのファクタリングのポイント】

  • 土日祝も営業
  • 最短60分で入金可能
  • 独自のAI審査を採用

ビートレーディング

取引先実績5.2万社 累計買取額1,170億円

サービス名 ビートレーディングについて詳しく
運営会社 株式会社ビートレーディング
売買手数料 2%〜12%
入金までの最短時間 最短2時間
買取可能額 制限なし
2社間契約
3社間契約
債権譲渡登記 原則不要
審査時必要書類
  • 債権に関する資料(請求書、注文書等)
  • 通帳のコピー(2ヶ月分)
オンライン契約
対象者 法人・個人事業主
営業時間 平日9:30~18:00
審査通過率 非公開

申込から契約まですべてPCやスマホでオンラインで済ませられ、資金調達まで最短2時間とスピード感のある対応をしているため、急を要する場合には特に重宝するでしょう。

また売買手数料が2%から12%までと、幅が広いながらも上限が決められていることから、高額取引での利用を検討中の法人・個人事業主にもおすすめのサービスです。

さらにビートレーディングは、他のファクタリング業者に先駆けて、受注時の注文書をもとに資金調達を可能にする新しいファクタリングサービスの提供も始めています。

【ビートレーディングのポイント】

  • 取引先実績2万社
  • 平日営業時間内なら入金まで最短2時間
  • 買取可能額に上限なし(無制限)

QuQuMo

2社間契約で売買手数料1%から

サービス名 QUQUMO(ククモ)について詳しく
運営会社 株式会社アクティブサポート
売買手数料 1%~
入金までの最短時間 最短2時間
買取可能額 制限なし
2社間契約
3社間契約 ×
債権譲渡登記 不要
審査時必要書類
  • 請求書
  • 通帳
オンライン契約
対象者 法人・個人事業主
営業時間 平日10:00~17:00
審査通過率 98%

QuQuMo(ククモ)は、株式会社アクティブサポートが運営するファクタリングサービスです。申込から契約まですべてPCやスマホでオンラインで済ませられます。また売買手数料が1%からと低く設定されており、取引可能額は少額から高額まで制限がないことから、小規模経営の法人・個人事業主にもおすすめできるサービスです。

主な営業日は平日となっていますが、早めに対応してほしい場合には、土日に前もってオンライン申請しておくという方法をとるのがスムーズでしょう。そうすることで週明けには審査結果を受け取ることが可能です。

【QUQUMOのポイント】

  • 平日営業時間内なら入金まで最短2時間
  • 審査通過率98%
  • 売買手数料1%~

ファクタリング審査の基準・理由

審査する男性

ファクタリングの審査は、銀行融資などに比べて甘いといわれています。

実際には、ファクタリング会社によって異なるものの、審査が甘い理由として以下が挙げられます。

  1. 売掛金の現金化だから
  2. 審査基準が融資と異なるから

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売掛金の現金化だから

ファクタリングは、キャッシングやローンと異なり、ファクタリング会社が売掛金を買い取るサービスです。

金券ショップで商品券などを売るとき、一定割合の手数料を差し引かれて、現金を受け取るイメージに似ています。

売掛金の存在を請求書などで示し、ファクタリング会社に売却して現金に換える方法であるからこそ、審査は甘いといえます。

審査基準が融資と異なるから

売掛金を現金化する手法のため、審査基準が融資を受ける場合と異なるのも、ファクタリング審査が甘い理由です。

融資やローンは長い年月をかけて、少しずつ元金と利息を回収します。

対するファクタリングは、数か月単位の短い契約で取引を行うため、長期間に渡って未回収リスクを追いかける必要がないことも審査が甘い要因ですす。

ファクタリング審査は、銀行融資などの借入れ審査とは異なる基準で行いますが、主に以下の3つを重視して買取可否や買取金額が決定していきます。

  1. 売掛先の信用力
  2. 代金回収の確実性
  3. 申込者の信頼性

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売掛先の信用力

ファクタリング審査の基準として、最も重視するのが売掛先の信用力です。

銀行から融資を受けるときなど、お金を借りるときに審査では申込者の信用力や返済能力が重視されます。

しかし、ファクタリングの審査では、申込者の信用力よりも確実に売掛金が回収できるのか、売掛先の信用力を重視します。

そのため、借入れの審査では不利となる赤字経営や税金滞納、債務超過のケースでも、ファクタリングなら審査に通ることもめずらしくありません。

申込者の信頼性

ファクタリング審査の基準として、申込者の信頼性もある程度重視されます。

なぜファクタリングの審査で売掛先の信用力を重視するのかというと、売掛金の回収の見込みが重要だからです。

しかし、信頼できない申込者と2社間ファクタリングで契約してしまうと、回収した売掛金をファクタリング会社に渡すことなく、別の支払いに流用するなど使い込む恐れがあります。

自転車操業を繰り返しているケースや、ヤミ金融業者などから借入れがある場合などは、特に警戒され審査に落ちる可能性が高いと考えられます。

仮にファクタリングの審査にとおり、契約できた場合でも、手数料は高めに設定されると留意してください。

代金回収の確実性

ファクタリング審査の基準として、需要とされるのが代金回収の確実性です。

信用力の低い売掛先の債権をファクタリング会社が買い取った場合、期日に回収できず大きな損失を負う恐れがあります。

そのため、申込者と売掛先の取引履歴などから、これまで支払い期日に遅れず入金されているかなど確認し、確実に回収できる売掛金か判断します。

申込者と売掛先の取引履歴がない場合や浅い場合は、代金回収の確実性が低いと判断され、審査に落ちてしまうこともあります。

審査が甘いファクタリングの特徴

チェックリストのサンプル

審査の甘いと感じるファクタリングは、主に以下の4つに該当するケースと考えられます。

  1. 独立系ファクタリング会社である
  2. 必要書類が少ない
  3. オンラインで手続が完結する
  4. 売買手数料は高い
  5. 買取できる債権額面の範囲が広い
  6. 個人事業主やフリーランスにも対応する
  7. 債権譲渡登記を求める

独立系ファクタリング会社である

ファクタリング会社の系統は、次の3つに分かれます。

種類 特徴
銀行系 銀行グループのファクタリング会社
ノンバンク系 消費者金融や信販会社などが運営するファクタリング会社
独立系 銀行や金融グループなどに属さないファクタリング会社

上記のうち、審査が甘いのは独立系のファクタリング会社です。

過去の実績や培ったノウハウを活かし、独自の基準で審査を進めるため、諸事情などの相談や柔軟な対応を求めやすいといえます。

近年ではオンラインで手続が完結するケースも増え、入金も銀行系やノンバンク系と比べるとスピーディーです。

必要書類が少ない

審査が甘いと感じるファクタリングとは、必要書類が少ないケースです。

一般的に、ファクタリングでは銀行融資のように多岐に渡る書類を求められることはありません。

その中でも特に必要書類が少ないファクタリング会社の場合、審査が甘いと感じることが多いようです。

ただし書類提出不要とする場合や、請求書や売掛先との取引履歴を確認できる通帳の写しなども必要のないケースは、正しい審査が実施されていない恐れもあるため注意してください。

無審査でファクタリング契約を結ぼうとする業者は、表向きファクタリングを装う悪徳業者の可能性もあります。

必要書類が少なければ審査は甘いと感じやすいものの、極端に少ないケースで安易に契約することは危険を伴います。

ファクタリングの必要書類とは?売掛金が現金化される仕組みを解説

オンラインで手続が完結する

審査が甘いと感じるファクタリングとは、オンラインで手続が完結するケースです。

近年では全国規模で営業所を設けるファクタリング会社なども増えつつあるものの、多くは首都圏を中心としたエリアに本社や営業所が存在しています。

そのためファクタリングを利用したくても、窓口まで出向くコストや時間、手間などが気になり諦めてしまうケースも少なくありません。

ただ、申し込みや契約、入金までの一連の手続をオンラインで完結できるサービスなども登場しており、窓口まで出向く必要がないため、審査が甘いと感じやすいといえます。

オンラインによるファクタリングは、インターネットを通じてファクタリング会社のホームページにある専用フォームから、必要項目の入力や必要書類をアップロードして申し込みます。

対面による確認はないため審査も甘いと感じやすいものの、入力ミスや提出書類に不備があれば審査に通らなくなるため注意してください。

オンラインファクタリングとは?完全非対面のメリット・デメリットを解説

売買手数料が高い

審査が甘いと感じるファクタリングの場合、売買手数料は高いことが多いといえます。

ファクタリング契約において、設定される売買手数料は、ファクタリング会社の負うリスクの高さに比例します。

そもそも売買手数料の上限が高めに設定されているファクタリング会社の場合、審査が甘いため通りやすいと考えられるでしょう。

反対に売買手数料の上限が低いファクタリング会社では、未回収となるリスクを回避するために審査を厳しくする傾向が強いといえます。

審査が甘いファクタリング会社の方が望ましいものの、売買手数料が高すぎれば受け取る現金も少なくなり、長期利用で資金繰りは悪化するため注意してください。

買取できる債権額面の範囲が広い

審査が甘いと感じるファクタリングとは、ファクタリング会社が買取可能な債権額面の範囲が広いことが多いといえます。

ファクタリング会社により、買い取りできる売掛債権の下限と上限を設けていることがあります。

たとえば、50万円の少額債権を保有していても、ファクタリング会社が買取可能とする債権の下限が100万円であれば、買い取ってもらえません。

個人事業主の場合、額の小さい売掛債権を保有しているケースが多いため、ファクタリング会社の買取可能とする債権額面の範囲は必ず確認が必要です。

個人事業主やフリーランスにも対応する

法人だけでなく、個人事業主やフリーランスの申し込みにも対応するファクタリング会社は、審査も緩めといえます。

規模の小さな事業者や少額債権の買い取りにも積極的な姿勢を見せるファクタリング会社なら、審査に通過しやすいでしょう。

個人事業主でもファクタリングは使える?おすすめ業者20選と利用のポイントを解説

債権譲渡登記を求める

債権譲渡登記とは、売掛債権が別の第三者に譲渡されたことを公的に証明するための登記制度です。

2社間ファクタリングにおいて、売掛債権を買い取ったファクタリング会社に対し、別の第三者が権利者を主張した場合の対抗要件の備えとして手続を求められることがあります。

登記費用は利用者負担となることや、売掛先や取引銀行に債権譲渡の事実を知られるリスクが発生するなど、利用者にメリットはない手続といえます。

しかし、債権譲渡登記を行えば二重譲渡などによる未回収リスクを軽減できるため、申請必須のファクタリング会社なら審査は甘いと考えられます。

ファクタリングの審査に落ちる理由

バツサインをするビジネススーツ男性

審査が甘いとされているファクタリング審査ですが、落ちてしまうこともあります。

もしもファクリング審査に通らなかったときは、次の9つのいずれかの理由に該当しないか確認しましょう。

  1. 売掛先の信用力が低い
  2. 売掛先との関係が浅い
  3. 売掛先が個人事業主である
  4. 売掛金の支払期日まで長い
  5. 売掛債権の額面が低い
  6. 債権の性質に問題がある
  7. 架空債権や二重譲渡が疑われる
  8. 申込者との取引実績がない
  9. 申込者の信用力が低い

ファクタリング審査に落ちる原因とは?審査基準とポイントを解説

売掛先の信用力が低い

ファクタリングの審査は甘いはずなのに落ちてしまう理由として、売掛先の信用力が低いことが挙げられます。

先にも説明したとおり、ファクタリングの審査では売掛先の信用力を重視します。

期日に売掛金が支払われ、回収できる債権でなければファクタリング会社は買い取りをしません。

財政状況が悪化している会社や経営難に陥っている企業の売掛債権を買い取ると、期日に支払いされず未回収となり、ファクタリング会社が大きな損失を負うからです。

そのためファクタリングを利用する場合は、できるだけ信用力の高い売掛先の債権を売却したほうが、審査に通過しやすくなり売買手数料も安く抑えられます。

売掛先との関係が浅い

ファクタリングの審査は甘いはずなのに落ちてしまう理由として、売掛先との関係が浅いことが挙げられます。

申込者と売掛先の取引実績がない場合や浅いときなどは、売掛金の期日に入金されない恐れもあります。

特に新規の取引先の債権で、まだ期日を迎えていない場合は一度も入金された実績がないため、ファクタリング会社も売掛金を確実に回収できると判断しにくいといえます。

そのため、ファクタリング会社に売却する売掛債権は、これまで期日に遅れず入金された実績のある売掛先の債権を選んだほうが審査では有利と考えられます。

売掛先が個人事業主である

ファクタリングの審査は甘いはずなのに落ちてしまう理由として、売掛先が個人事業主であることが挙げられます。

個人事業主は、法人のように法務局で事業内容など登記されているわけではないため、事業実態を確認しにくいといえます。

一般的に法人よりも社会的な信用度が低いと言われているため、売掛先が個人事業主の場合は買い取りできないとしているファクタリング会社も少なくありません。

業績が好調な個人事業主の場合でも、審査に落ちてしまう恐れはあると留意しておいてください。

売掛金の支払期日まで長い

ファクタリングの審査は甘いはずなのに落ちてしまう理由として、売掛債権の入金サイトが長いことが挙げられます。

売掛先から売掛金が入金されるまでの期間が長い場合、期日までに売掛先が倒産してしまう恐れもゼロではありません。

倒産すればファクタリング会社は売掛金を回収できなくなるため、入金までの期間は短いほうが審査では有利といえます。

売掛債権の額面が低い

ファクタリングの審査は甘いはずなのに落ちてしまう理由として、売却を希望する売掛債権の額面が低いことが挙げられます。

ファクタリング会社が設定している買取可能とする売掛債権額面の下限に満たなければ、そもそも買い取りはされません。

たとえば買取可能な売掛債権額面の下限が300万円のファクタリング会社に、50万円の売掛債権を買い取ってもらうように申し出ても断られます。

債権の性質に問題がある

ファクタリングの審査は甘いはずなのに落ちてしまう理由として、売却を希望する売掛債権の性質に問題があることが挙げられます。

「不良債権」とは、財産価値を失い回収できなくなった債権であり、貸し倒れとなった状態の債権です。

回収できない状態の売掛債権をファクタリング会社に提示しても、当然審査には通ることはありません。

架空債権や二重譲渡が疑われる

ファクタリングの審査は甘いはずなのに落ちてしまう理由として、売却を希望する債権が架空債権の場合や、二重譲渡が疑われるケースが挙げられます。

「架空債権」とは、請求書を偽造したり決算書を捏造したりしたことによる存在しない債権です。

そもそも売掛金は目に見えない資産のため、巧妙な手口で請求書や決算書を捏造し、架空債権を作り上げる悪質なケースも存在します。

また、すでに別のファクタリング会社に売却済の売掛債権を別の業者に持ち込む「二重譲渡」が懸念されるときも、審査には通りません。

請求書や決算書の捏造は私文書偽造となり、二重譲渡は違法行為です。

いずれもファクタリング会社を騙す行為であり、詐欺罪に問われることになるため、絶対に行わないでください。

申込者との取引実績がない

ファクタリングの審査は甘いはずなのに落ちてしまう理由として、ファクタリング会社と申込者との取引実績がないことが挙げられます。

特に初回申し込みで2社間ファクタリングを利用する場合、申込者が売掛先から回収した売掛金を、ファクタリング会社に渡した実績がない状態です。

申込者と売掛先が結託し、架空の請求書を作成してファクタリング会社を騙そうとしているとも考えられます。

そのため申込者との取引実績がない場合には、審査に落ちてしまうこともあると留意しておきましょう。

申込者の信用力が低い

ファクタリングの審査は甘いはずなのに落ちてしまう理由として、申込者の信用力が低いことが挙げられます。

たとえば申込者が個人事業主の場合は社会的な信用力が低いと判断されることがあり、経営状況が悪化している中小企業では資金難に陥るリスクが高いといえます。

信用力の低い申込者の場合、売掛先から回収した売掛金をファクタリング会社に渡さずに、使い込んでしまう恐れがあるため審査に通りにくくなります。

ファクタリング審査に通るコツ

ビジネス 商談 成立

甘いとされているファクタリング審査でも、ときには落ちてしまうことはあります。

しかし無事に資金を調達したいのなら、ファクタリング審査に通過するために必要な次の5つのコツを押さえておきましょう。

  1. 信用力の高い売掛金を選ぶ
  2. 支払い期日の短い売掛金を選ぶ
  3. 売上とのバランスが取れた売掛金を選ぶ
  4. 譲渡禁止特約が付されていない売掛金を選ぶ
  5. 債権発生の根拠書類のは多く準備する
  6. 3社間または債権譲渡登記ありで契約する
  7. 豊富な実績のファクタリング会社に相談する

大手ファクタリングは安心?メリット・デメリットと選ぶポイントを解説

信用力の高い売掛金を選ぶ

ファクタリング審査に通るコツとして、売却する売掛債権の信用力の高さを確認しておきましょう。

信用力の高い売掛債権なら、ファクタリング会社も安心して買い取りができます。

たとえば売掛先が公的機関の場合や、上場企業や大手企業であれば、期日に売掛金が支払われないリスクはかなり低いと考えられるため審査では有利です。

支払い期日の短い売掛金を選ぶ

ファクタリング審査に通るコツとして、売掛金を回収できるまでの入金サイトの長さを確認しておきましょう。

売掛先から売掛金を回収できるまでの期間はできるだけ短いほうが、ファクタリング審査では有利になります。

入金サイトが長い売掛債権は、回収までに売掛先が倒産してしまうリスクも高くなるため、期日まで2か月以内の債権を選んだほうがよいでしょう。

売上とのバランスが取れた売掛金を選ぶ

ファクタリング審査に通るコツとして、売上とバランスの取れている売掛債権を選択することが必要です。

たとえば月の売上300万円の事業者が、3,000万円の売掛金を買い取ってほしいと申し込んでも、売上と売掛金が見合っていないため偽造や捏造を疑われてしまいます。

譲渡禁止特約が付されていない売掛金を選ぶ

ファクタリング審査に通るコツとして、債権譲渡禁止特約が付されていない売掛債権を選びましょう。

「債権譲渡禁止特約」とは、売掛先との契約において、第三者へ債権を譲渡することを禁止する特約です。

法改正により、債権譲渡禁止特約が付された債権でも譲渡はできますが、後のトラブルを避けたいファクタリング会社は買い取りを懸念する傾向が高いといえます。

たとえば法律で有効とされている場合でも、債権譲渡禁止特約の付された債権はファクタリング審査に通りにくくなる恐れがあると理解しておきましょう。

債権発生の根拠書類は多く準備する

ファクタリング審査に通るコツとして、債権が発生したことを示す根拠書類の有無を確認しておきましょう。

審査では、ファクタリング会社に売却する売掛金が架空のものでないことを示すために、請求書や取引実績の確認できる通帳の写しなどを提示します。

売掛金の存在を証明できるのは、たとえば以下の書類などです。

  • 売掛先との基本契約書
  • 売掛先からの入金が確認できる通帳
  • 個別契約書
  • 請求書
  • 見積書
  • 受注書
  • 納品書

新規売掛先の売掛債権をファクタリングで利用する場合は、売掛金が発生していることを証明する請求書だけでなく、売掛先との契約書なども準備しておいたほうがよいでしょう。

書類はできるだけ多く準備したほうが、売掛先の存在を証明しやすくなり、審査落ちを回避できる可能性が高くなります。

3社間または債権譲渡登記ありで契約する

3社間ファクタリングでは、利用者とファクタリング会社だけで契約が完結せず、売掛先に債権譲渡の事実を伝え、承諾を得ることが必要になります。

ファクタリング会社から売掛先に売掛債権の存在を確認でき、売掛金の支払いも利用者経由ではなく売掛先から直接受け取れるなど、業者にとっては安心で切る取引です。

2社間ファクタリングの場合も、先に説明したとおり、債権譲渡登記を申請すれば、ファクタリング会社が安心して契約しやすくなります。

そのため、3社間ファクタリング、または2社間ファクタリングでも債権譲渡登記をあえて求めることで、信頼を得て審査にも通りやすくなるでしょう。

豊富な実績のファクタリング会社に相談する

豊富な実績があるファクタリング会社なら、様々な業種や規模の事業者と取引をした経験があるため、審査でも柔軟な対応が期待できます。

業界特有の事情なども相談しやすいことが多いため、ファクタリング会社の公式サイトなどで過去の実績を確認し、できるだけ契約件数が多い業者を選びましょう。

おすすめの優良ファクタリングサービス18選|種類や選び方のポイントを解説

審査の甘すぎるファクタリング会社の危険性に注意

書類 記入 催促

審査の甘いファクタリング会社のほうが、スムーズな資金調達につながるといえます。

しかし、過剰に甘すぎる審査には注意してください。

ファクタリングで資金を調達する際、ファクタリング会社に支払う売買手数料は、審査で様々なことを加味して決定されます。

審査なしで契約を結ぶことは、ファクタリング会社にとって大きなリスクになるため、正規の業者であれば必ず必要書類提出のもとで審査が行います。

仮に審査なしで契約できるファクタリング会社があった場合、法外な表向き売買手数料とする利子を請求される恐れや、償還請求権付きの契約を結んでしまうリスクが高くなります。

償還請求権とは、ファクタリングにおいては売掛先の倒産で回収できなくなった売掛金の責任を、ファクタリング会社から利用者へ求めることです。

この償還請求権が付いたリコース契約は、法律上、「貸付け」として扱われるため、銀行免許や貸金業免許がなければ取り扱いできません。

貸金業登録をしていない業者がファクタリング契約であることを主張し、償還請求権付きの契約を結ぼうとする場合には、悪質なヤミ金融業者であるため契約しないでください。

ファクタリングにおける償還請求権とは?仕組みと注意点をわかりやすく解説

審査なしでファクタリング利用できない理由とは?即日現金化するコツを紹介

まとめ

ファクタリングに審査は銀行融資よりも甘いと言われているものの、絶対に落ちないとは限りません。

審査では申込者ではなく、売掛先の信用力が最も重視されるため、信用力の高い債権をファクタリング会社に提示すれば買い取ってもらえる可能性は高くなります。

ファクタリングの審査で落ちてしまうことを防ぎ、スムーズに入金してもらうためには、ファクタリング会社が安心して手続を進められる根拠を示すことがポイントです。

そのため売掛金が実在する証明できる多くの根拠書類を準備することや、信用してもらえる対応を意識することをおすすめします。

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