2019年11月01日
10月からの消費税増税の今後の影響について
この度もピーエムジーブログをご愛読頂き、誠にありがとうございます。
みなさんご存知の通り10月1日から消費税が8%から10%に増税となりました。
約1ヶ月が経ち影響を感じますでしょうか?
税率が8%から10%になるため、支払う金額が増えることになります。
例えば1000万円の仕入や経費にかかる消費税は80万円から100万円となり、20万円増えることになります。
そうすると経費や仕入にかけるコストを下げたくなります。
一般消費者も同様に負担額が増加するために購買意欲は下がります。
そうなると企業の売上は減少していきます。
政府の対応策の1つにキャッシュレス減税があります。
キャッシュレス決済により最大5%のキャッシュバックが受けられます。
キャッシュレス決済が主流になるとどうなるか?
小売などではキャッシュレス決済により現金化が遅れていきます。(販売時に現金でもらえない)
他にも
消費税の納税額が25%増える
例えば売上1000万円
仕入代金600万円
(税率8%の場合)
1000万円×8% = 80万円(売上に係る消費税)
600万円×8% = 48万円(仕入時に支払い済の消費税)
80万−48万円=32万円
32万円の支払い
(税率10%の場合)
1000万円×10% = 100万円(売上に係る消費税)
600万円×10% = 60万円(仕入時に支払い済の消費税)
100万円−60万円 = 40万円
40万円の支払い
という具合に支払い金額は32万円から40万円に増えてきます。
8%時の1.25倍増えることになります。
時の流れに流され、日々お忙しくされている方も多くいると思います。
増税からまだ一ヶ月。
影響を感じてくるのはこれからだと思います。
基本的な事実として、消費税が増えたということは支払いが増えるということをご承知ください。
増税というのはネガティブに捉えがちです。
ですが、一方で、国の税収が増えることにより財源の安定、社会保障の拡充などで将来よりよい世の中になるならそれでいいと私は思います。
増税による影響やその他何でもピーエムジーにご相談ください。
しっかりと対応させていただきます。
よろしくお願いいたします。
最後までご覧いただきありがとうございます。