PMGスタッフブログ

2024年03月15日

中小企業から日本を元気に!!

平素よりピーエムジーブログをご覧いただきまして誠にありがとういます。

 

本社営業部の伊原と申します。

 

皆様は「ゾンビ企業」という言葉を聞いたことがあるでしょうか。

 

※ ゾンビ企業の定義は、国際決済銀行(BIS)が定める「ゾンビ企業」の基準に準拠

 

帝国データバンクによるとコロナ禍以降、ゾンビ企業が増加しています。企業倒産(2023 年=8497 件)の約 30 倍まで膨れ上がった企業の“ゾンビ化”が進んだ原因のひとつに、実質無利子・無担保のゼロゼロ融資が挙げられます。

2022 年 9 月末時点で約 245 万件、実行額約 43 兆円にのぼる資金がコロナ禍で中小企業の資金繰りを支えましたが、足元ではコロナ支援策の反動が顕在化しつつあり、なかには、業績改善できないまま事業継続を断念する企業も目立ちます。

 

2021 年度(約 19 万 6000 社)から 5 万 5000 社増え、ゾンビ企業数は 3 年連続の増加となりました。

現在では日本企業全体の約 6 社に 1 社で、企業の“ゾンビ化”が進んでいるとされています。

 

政府は昨年 11 月、金融機関による事業者支援の軸足を「コロナ禍の資金繰り支援」から「経営改善・事業再生支援」に移す姿勢を鮮明にしました。

金融機関の取り組みを推進すべく、金融庁は今春に金融機関向けの監督指針を改正します。ゼロゼロ融資で膨らんだ過剰債務に苦しむゾンビ企業への金融機関の対応も、今後はこれまでの安易な返済猶予や借り換えを繰り返すことが事実上難しくなるかもしれません。

 

ゾンビ企業の動向は、2024 年の企業倒産動向にも少なからず影響するはずです。

2023 年の企業倒産は 8497 件に達し、バブル崩壊後で最も高い増加率(前年比 33.3%増)を記録、2015 年(8517 件)以来 8 年ぶりの水準となりました。

金融機関の支援スタンスの変化次第で、2024 年の倒産件数が大きく増えるおそれもあります。

「金利のある世界」に向けて、日銀が 4 月にマイナス金利解除に動くということもあり、実際に利上げとなるのは先になるかもしれないですが、企業にとっては借入金の利払い負担が増すことになります。

物価高や人手不足、賃上げ等にともなうコスト増に苦しむ中小・零細企業にとっては死活問題となりかねず、ゾンビ企業のさらなる増加につながる可能性は十分あると言われています。

 

日本の企業のうち、99.7%を中小企業が占めています。

中小企業が日本の社会を支えているといっても過言ではありません。

 

私たちピーエムジーは中小企業企業支援機構として1人でも多くの経営者様と出会い、寄り添い、本気でぶつかり合い、経営者様と共に二人三脚で経営を晴れにしていくためにこれからも走り続けます。

 

そのためには、ピーエムジーの営業マンである私が、1人でも多くの経営者様から"伊原に出会えてよかった"と言っていただけるようにならなければなりません。

 

まだまだ未熟な私ですが、経営者様の真のパートナーになれるように日々精進し続けます。

 

経営に関する方でお悩みであれば是非ピーエムジーまでご相談くださいませ。

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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