会社経営を始めてすぐの経営者の方や経営を見直したいとお考えの方に是非注目してもらいたいのが、資金ぐり予測のやり方です。
資金繰りなどの経営の基本はなかなか簡単に理解することができず、多くの経営者の方が簿記の知識や経営の本などを呼んで独学で学ばれたことだと思います。
始めに身につけておきたい資金繰り予測の知識をまとめて俯瞰しておくと経営判断を下す時の判断材料の選定に大いに役立ちます。
資金繰り予測で欠かせない基本についてご紹介いたします。
お金を考えるのは流れた量と溜まった量
お金を考える基本はまず、どれだけの資金が入ってきて、そしてどれだけのお金が出ていくのかということです。
入ってきた資金と出て行った資金を考えるためには資金繰り表という表を作成して考えるとお金の保有量を正確に把握することができ、定期的に経営状態を把握する上で欠かせない存在です。
資金繰り表は表計算ソフトを使うことで簡単に作成することができるので、資金繰り表の作成自体は非常に簡単です。
入ってくるお金の経路を営業利益や経常利益として算定し、出ていく費用をしっかりと分類し差額の利益分が自社のに溜まった収益となるので、自分の経営している方針や経営状態に問題があるかどうか確認するようにしましょう。
保有資産の分析にはバランスシートが欠かせない
保有している資産の状態を正確に把握するためにはバランスシートが欠かせません。
お金があると思っていても借金ばかりなのであればそれは実際に保有している財産と考えることはできず、手持ちの資産の大半を借金に依存しているような状態では決して健全な経営状態が維持できているとは言えません。
事業を運営する上で銀行からの融資を受けるのは必要なものですが、融資に依存した経営になってしまうとやがて赤字倒産を引き起こす原因になってしまいます。
資金繰りをショートさせないためにも、経営状態の把握に努めるように工夫をしましょう。
独力での判断が難しい場合にはコンサルタントに相談しよう
独力で経営状態の判断を下すのが難しい場合には経営コンサルタントに相談するといいでしょう。
経営コンサルタントは専門的な知識を活用し、経営状態の改善のアドバイスをすることができる職種です。
経営状態に行き詰まった時には必要な費用の融資をどこから受けるべきか、そもそも融資を受けるべきなのかどうかといった判断まで相談することができるので、独力での経営に行き詰まった場合には経営コンサルタントに相談をしてみましょう。