2020.04.28 / 最終更新日:2020.04.28
中小企業に影響を及ぼすコロナウィルス
2020年4月27日10時半時点で、国内での新型コロナウイルスに感染した感染者は13.441例となっているみたいです。
国内の死亡者は372人となってしまいました。
いまだに脅威を振るうコロナウィルス。
一時的にリーマンショックを超える影響を経済に与えると言われています。
日本の経済を支えている中小企業においては、これから大きな波が来ようとしています。
そんな日本経済の屋台骨になっている中小企業を救おうと、
いま安倍さんが動いているみたいですが、なかなか終息しなそうですね。
これから本文でお話していきますが、いま国から給付金が出るという発表があり、
これから中小企業だけではなく、コロナウィルスの影響を受けてしまっている個人事業主、
また影響を受けている世帯へいくらか支給されるお金があるみたいですね。
安倍さんにここまでしてもらってもなお、今のコロナウィルスの広がり方や
今回の緊急事態宣言による現実を考えると、ただの付け焼き刃にしかならないと思います。
中小企業に関しては、給料支払い、外注支払い、材料支払い、他にもいくつもの支払い先があり、
100万、200万を貰ったところでその場しのぎさえならない企業も沢山あると思います。
他にも、金融機関もいろいろ動いてくれてはいますが
人が殺到してしまっていて、いまから銀行や日本政策金融公庫に申し込んだとしても、4月末か5月頃になってしまいます。
このように銀行の融資などの資金調達がスムーズにいかない企業も沢山あると思います。
企業は今この時、資金が必要なのです。
即日で資金が作れる金融機関が必要なのです。
100%私の意見を綴っているだけですが、これからお伝えする事が中小企業の皆様、個人事業主の皆様
日本経済を支えて頂いている皆々様にとって、今後のご活躍に少しでも参考になればいいと思っております。
先日4月7日
安倍晋三首相は7日の記者会見で、外出自粛への協力を国民に呼びかけました。
「人と人の接触機会を最低7割、極力8割削減できれば、2週間後には感染者減少に転じさせることができる」と指摘しました。
そのうえで「海外で見られる都市封鎖、ロックダウンではない」と強調しました。
東京都や大阪府などはすでに、夜間や休日に不要不急の外出を自粛するように要請しています。
緊急事態宣言によってさらに人と人、仕事と仕事との交流が減少しています。
今後の先行きが不安になりますね。
緊急事態宣言は本当に5月6日までおわるのか…
他国では外出禁止までして、新型コロナウィルスの感染を抑えていこうとする動きをしている中でも、
その期間を1週間、または2.3週間と言った延長をしています。
先程もお話した通り、日本では基本的に外出を禁止にする法律はありません。
あくまでも今回は自粛ということです。
しかし、他国では外出禁止命令を出しているのにもかかわらず外出禁止期間を延長しています。
果たして、自粛となっているだけの日本が、今後本当に5月頃この事態が終息するのか不安ですね。
経営者様におかれましても、本当にこの状態が長長引けば、
最悪の事態も考えなくてはならないというお考えの方も多いかと思います。
コロナショックからあらゆる業界で事業環境が悪化している中、
企業の資金繰りを、金融機関はサポートをどこまでできるのでしょう。
緊急事態宣言が発令されてから、店舗営業を金融機関は続け、
資金繰り支援に対応を頑張っていてはくれていますが、銀行にも対応の限界があります。
新型コロナウイルスの感染が拡大してから、企業、の資金繰りはたちまち悪化している。
金融機関には飲食業をはじめ、小売業、卸売業、製造業建設業、など多くの会社から相談が来ているみたいです。
現在、金融機関が対応している政策はいくつかあります。
①プロパー融資
② 信用保証協会のセーフティネット貸付
③日本政策金融公庫への斡旋
などです。
どれもすでにお手続きをしているとは思います。
しかし、基本的にはどれも消費税の滞納があってしまうと、融資を受けられないものがほとんどです。
この前、私が担当させて頂いているお客様から電話があり、
(平川さん、日本政策金融公庫は消費税の滞納があるとやってくれないみたい。
だから一時的に消費税の支払いを終わらせて融資を受けたいので、売掛金を買い取っては貰えませんか?
500万程買い取ってもらえれば税金等が支払いできて、5月末までには2000万ほどおりそうだから、
税金の滞納があると、保証協会は貸してくれないから…)
私はすぐに請求書を送ってもらい、債権を買い取りいたしました。
他のお客様の声もいくつか電話で相談が来ています。
国の政策としてはこのような政策を行なっています。
他にも中小企業に関しては200万、個人事業主には100万と現金給付策が実地される予定みたいですが、
これもまだどうなるかわかりません。
ただ、コロナウィルスの影響が出始めたのは3月頃です。
となると中小企業としては4月末、5月末の入金に大きく影響してきます。
私がここで気になるポイントとしては資金需要日についてです。
実際に中小企業が資金ショートをしてしまい、資金調達に需要がある日は4月末が1番需要があると思います。
国からの助成金や銀行からのコロナに関する融資、他にもいろいろ期間が動いていると思います。
しかし、先程もお話したように中小企業はいますぐ資金を求めています。
銀行融資も時間がかかりますし、給付金、助成金にいたってはまだ詳しい案内が為されていません。
私なら今の状況を踏まえて言わせてもらいますと
国、銀行など公的機関が動くのをただ待っているだけではとても不安です。
審査はかけるだけかけて通らなかった、なんて話は経営者の方から何回も聞いている言葉です。
このままでは今後の資金繰りの予定が立てられない=仕事受けていいのかも分からない状態です。
これは、私のお客様に少しだけ今回のコロナウィルスの影響について
インタビューさせて頂いた内容の一部ですがお話しさせて下さい。
A社 製造業 埼玉県 田中社長(仮名)
『コロナウィルス騒動が始まり2ヶ月くらい経ちましたが、
注文どころか問い合わせすら完全に止まっている状況になった。
このような経験は初めての事だ…
今は従業員にはマスクの着用や手袋、手洗いを義務付けて仕事をしてもらっている。
取引先の先との打ち合わせの際はテレビ電話でしている。
目まぐるしく国の対応が変わっていくので…』
と不安をこぼしていました。
B社 運送業 神奈川県 須藤社長(仮名)
『今は、とにかく事業を継続する事が何よりも大事だと思う。
もう一つが自分の会社の従業員の安全、生活をしっかり守ること!これが大事!!
これからさらなるコロナウィルスの感染を予測して動いていかなければならない。
もしもの時に備えておくこと。
そういった準備をすることが中小企業が顧客に対する責任だ(事業継続性の注意義務)』
と言っていました。
この須藤社長はとても熱い気持ちの方で、この社長のお話にはとても共感させられました。
最後に須藤社長は『といっても、何をするにもまずは先立つものが必要。
でも国の助成金や銀行のコロナ融資、すぐには対応ができないことも事実。
新型コロナウィルスは今、長期化していくと思う。
短期で終わらないとなるとジワジワと時差で影響が広がっていく。
私のところの社員そうだけどみんな心配している。
社長にも家族や守るものがあるから私が倒れる、諦めるわけには絶対にいかない』
C社 アパレル業 東京都 黒田社長(仮名)
『私は婦人服関係を、駅前などにある商店街などに卸しています。
今までは沢山の商店に服や靴を卸していましたが、
小池都知事の三密運動などによって人が外に出なくなり注文が激減してしまいました。
さらには、今回の緊急事態宣言によって働く人も、
お客さんも外出の自粛となり町にほとんど人がいない状態が続いています。
注文どころか衣服を売っている店舗までシャッターが閉まっていてとても仕事どころではありません。
私は創業して40年になりますが、いままでこんなにも危機感を感じたことはありません。
危機感を感じている理由としては、まずこれがいつまで続くのか、という問題です。
安倍さんは基本的に2週間の間、緊急事態宣言をつづけ自粛ということですが、
果たしてこれが2週間で終わるのか、と言うところです。
私の仕事は主に婦人服を商店に卸しているので、
コロナウィルスを特に警戒しなくてはいけない世代がターゲットとしているので、これからの先行きが心配です。
D社 建築業 東京都 木村社長(仮名)
『東京五輪に向けてホテルの建設などをしていたのですが、
コロナウィルスの影響で現場が始まらない…私は今回、
政府による企業の資金繰り対策を支援する緊急融資策のスピードがとても重要になってくると思います。
また、新型コロナウィルスの感染拡大で、建設予定の現場の中止が相次いでいます。
それに加えて東京五輪の延期…企業うの業績にも影響が出そうです。
インフラ整備などの業種はほとんど完了しているため、
ガッツリ五輪に関わる建設業の方はさほど影響はないみたいですが、
私たちみたいに、その周りの環境に携わる仕事にはかなり影響がでています。
五輪も中止ではなく延期により約1年後には開催される見通しであるため、引き続き仕事はあるのです。
なので、1年後に確定している仕事があるのに、いま諦めるわけにはいかない。
なんとしてもこのコロナショックを乗り切らなくては…』
以上
ブログをご覧になっている皆様、如何でしたでしょうか。
少なくとも共感できる経営者の方がいたのではないかと思います。
私は、このような考えの経営者の方の力になりたいです。
いまこんな時だからこそピーエムジーが頑張る時だと私は思います。
先日も、コロナウィルスに関するDMを失礼ながら
影響が少なからず出てしまっているであろう
いくつかの経営者の方のもとへお送りさせて頂きました。
ピーエムジーは休まず今を乗り越える経営者の方のご相談をお待ちしております。
お気軽にお電話頂ければと思います。
ピーエムジー株式会社
営業部三課
平川 圭一