金融リテラシーは最低限身につけてなければ損をする?

金融リテラシーとは人々が生きていく上で欠かせない「お金」や「お金の流れ」に関しての知識や判断力のこと。

日々の家計管理に金融取引の他、資産形成など、上手にお金と付き合っていくためには金融リテラシーを見につけておくべきです。

そこで、知らなければ損をするといわれている金融リテラシーとは具体的にどのようなことかご説明します。

 

お金に関する知識や判断力は重要!

日々、生活する上でモノを購入したりサービスを利用したり、他にも働いて収入を得たり銀行から融資を受けたりとお金がかかわってきます。

そのお金に関する知識や適切な判断力がなければ、たとえば実態のない投資話に騙されることもあるでしょうし、高い商品を購入させられてしまうことも考えられます。

そこで、金融庁でも「最低限身に付けるべき金融リテラシー」を公表しており、お金に関する情報を収集・理解・判断しておくことを勧めています。

 

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日本人の金融リテラシーは低め

金融庁が公表している「最低限身に付けるべき金融リテラシー」では、

  • 家計管理(適切な収支管理の習慣化)
  • 生活設計(ライフプランを明確にし資金を確保すること)
  • 金融知識及び金融経済事情の理解と適切な金融商品の選択
  • 外部の知見の適切な活用(セミナーなど様々な情報を元に自分で判断する力)

という4分野を紹介しています。

しかし実際には、日本人の金融リテラシーは外国と比較すると低いといわれており、悪質商法や詐欺などに騙されやすいといえます。

金融リテラシーを身につけるためには金融経済教育が必須ですが、まだ十分に広がっていないのが現状です。

経済的に国民一人ひとりが自立し、よりよい暮らしを実現するためにも、金融リテラシーを向上させることは欠かせないと認識しておきましょう。

 

金融リテラシーを高めるメリット

ライフステージのそれぞれの場面では、貯蓄・資産運用・保険加入・住宅ローンなど、いろいろな金融と関わることになります。

そのため金融全般の基礎を知り、様々な金融関係の商品やサービスの特性を理解し、情報収集のもとで知識を得て適切な判断能力を身につける金融リテラシーが必要です。

そして生活に欠かせないスキルといえる金融リテラシーを高めることで、主に次のようなメリットがあります。

  • 金融トラブルの被害に遭いにくくなる
  • 資産形成が可能に
  • キャリア形成に役立つ

従来よりも現在金融に関係する商品やサービスは多様化・複雑化しているため、一歩間違えば悪徳な詐欺被害に遭うリスクも十分考えられます。

今後、金融リテラシーの重要性はますます高まっていくものと認識し、向上させるためにも常に新しい情報を収集していくようにしてください。