資金繰り表とキャッシュフロー計算書の違いって何?


資金繰りで欠かすことができないのが資金繰り表とキャッシュフロー計算書の活用です。皆さんはどちらの表もしっかりと使いこなせているでしょうか。資金繰り表とキャッシュフロー計算書のどちらも実は非常に重要な経営状態の診断手段で、これからの企業経営を考える時にしっかりと活用していくことが重要です。

 

1資金繰り表って何?

資金繰り表は特定期間での収支の差を表、赤字になっているのか、黒字になっているのかを確認するのに役立つ表です。エクセルなどを使って簡単に作成することができるので、非常に便利なもので、単位を日、週、月、四半期、半期と変化させることで大きい期間での資金繰りの状況から短期間の資金繰りまで広く会社の状態を分析することができます。

最近ではパソコンで自動的に計算結果を算出してくれるので、希望する期間の表を自動的に作成するように設定しておくといいでしょう。

 

2キャッシュフロー計算書とは

キャッシュフロー計算書というのはどこからお金が入り、どこにお金が出て行くのかを示す表で、出口の分類や出入りの流れを分析するのに役立つ表です。キャッシュフロー計算書を利用すると、資金の入り口のうち、どこの部分を大きくすることができるのか、どこにお金が出て行くのか、一つの期間でどれだけ貯めることができるのかを明確にすることができるので、節約を考える時に役立ちます。

 

3両方の表の特性を有効活用しよう

資金繰り表とキャッシュフロー計算書のそれぞれ、お互いによく似ているものですが、それぞれ組み合わせて利用することが非常に重要です。資金繰り表ではお金の過不足を明確にすることはできるのですが、その原因を明確にするのはあまり向いていません。キャッシュフロー計算書の方がお金の流れを明確にしたり、どのような原因で資金が増減しているのかを明確化することができるので、しっかりと使い分けを考えて利用することが重要です。

企業がこれから資金が不足しないかどうかを検証するにはキャッシュフロー計算書の方では不向きで、資金繰り表によって経営状態をその都度分析しておくことが求められます。

キャッシュフロー計算書と資金繰り表はそれぞれお互いに弱点を補い合うような関係にあるので、経営に活かしていく必要があります。これからさらに会社を発展させていったり、さらに経営を安定化させようと思う時にはどうしても資金の流れが変化したり、資金の過不足に気を使う必要が出てきます。それぞれの表を有効活用して、見ましょう。