身につけると経営に役立つ資金繰りの考え方!3つの着眼点!

企業経営で欠かすことができないのが資金繰りです。資金繰りが悪化してしまうとやがて経営に大きなダメージを負ってしまうことになり、資金がショートしてしまうとやがて会社の倒産や事業の失敗など、経済的に大きな損失を被ってしまうことになります。資金繰りで大切なのは基本的な考え方です。資金繰りを身につける上で大切な3つの着眼点をご紹介いたします。

まずは資金がどこから入るかを確認しよう

資金繰りで大切なのが、どこから資金が入ってくるのかという問題です。資金繰りでは資金がどのように入ってきて、どのように出ていくのかをしっかりと確認する必要があり、資金繰りの確認を怠ってしまうと黒字になっているのに倒産してしまうという黒字倒産の憂き目にあってしまいます。

黒字になっているからといって気を抜いてしまうと資金繰りがショートしてしまい、結果的に倒産を招いてしまうことがあります。資金繰りのショートを起こさないためにも、しっかりと資金繰り表を活用しましょう。

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資金の獲得遅れはないですか?

資金繰りで注意したいのが、資金獲得の遅れです。売掛け金や手形などの支払いは非常に注意しなくてはならないポイントで、資金獲得の遅れが起こってしまうと資金繰りがショートしやすくなってしまいます。

まず売掛け金を約束手形で支払う場合には注意が必要です。売掛け金の支払いに1ヶ月かかり、さらに約束手形の支払いがある分支払いの遅れが加速してしまうので、支払いの方法には注意しなくてはいけません。

資金繰り表と合わせて売掛帳簿も確認しなくてはならないので、毎月どれだけの資産を保有しているか確認するようにしましょう。

資金繰り表とバランスシートの活用が鍵を握る

資金繰り表と合わせて確認したいのがバランスシートです。バランスシートは現存している資産の種類や性質を確認するのに役立つ表で、バランスシートを作成するだけで、キャッシュフローが明確になります。

入ってくる資金の元を確認するときにはその資産が融資などの返済が必要なものなのか、それとも純粋な収益として算定できるものなのかを確認し、負債とのバランスを考えなくてはいけません。負債があまりに多い状態で経営を続けているとやがて経営困難に陥ってしまうことがあるので、経営難に陥る前に資産のバランスを確認することが重要です。

資金繰りを考えると会社の血液である資金の流れの問題を是正してくれます。しっかりと経営バランスを保つように、資金繰りを分析しましょう。