キャッシュフローを改善させたい中小企業が検討したい資金調達方法とは?


資金調達は企業活動を継続する上で、常に気にしておかなければならない課題の1つです。しかし、中小企業の場合は、大企業と違って財務基盤が弱いため、銀行融資などの際には与信力に不足が生じる場合もあります。

それでも、手元に残る資金の流れであるキャッシュフローをしっかり把握し、資金繰りがショートしないように円滑な資金調達を行わなければなりません。

 

中小企業のキャッシュフローが悪化しやすい理由

ではなぜ、中小企業は資金調達に苦労することが多く、キャッシュフローが悪化してしまいがちなのでしょう。

その理由として、まず、担保にできる不動産がないことや、赤字決算が続いていて銀行から融資を受けられないことなどが考えられます。

また、開業して3年未満の場合、必要な資料が準備できないことでやはり融資を受けられず、資金調達が進まないこともあるかもしれません。

 

中小企業のキャッシュフローに影響を及ぼす具体的な要因

事業に必要な資金にも種類があります。設備や機械などを導入するために必要な設備投資のための資金なのか、仕入や材料費、人件費などの支払いに必要な運転資金なのかによって、求める金額も異なるでしょう。

中小企業が資金調達で苦労するのは、設備投資の資金ではなく、日々の運転資金であることが多いといえます。

材料を仕入れて製品を作り、販売して代金を回収するという流れの中で、材料費の支払いは製品が売れる前に行わなければならない中、従業員に対する給料も発生します。

すべて現金取引ならまだよいですが、売れた代金を翌月初めに請求し、さらにその翌月の末日に入金されるサイクルになれば、支払いは先、入金は数か月後という状況になってしまいます。

そうなると、売った分の代金が入金されるまでの間、運転資金が不足してしまうのでキャッシュフローは悪化してしまいがちです。

 

銀行も運転資金の融資は好まない?

銀行も、設備投資に対する借入れは生産性向上や製造の効率性を高めるものであり、自動化させることで人件費も圧縮できるなど、前向きな借入れの申し込みと捉えることが多いようです。

しかし、運転資金は、支払いと入金のサイクルを考慮しなければ、販売価格に製造原価や販売管理費、利益が含まれているので、不足するはずはないと考えられてしまい、後ろ向きな借入れと捉えられてしまいます。

銀行もある程度の事情は把握していても、やはり資金繰りが悪化は返済に影響すると考え、融資を実行するとしても万一のために、担保の差し入れや、保証協会の保証設定を条件に提案してきます。

 

銀行融資以外でキャッシュフローを改善させる方法

銀行融資による資金調達は、中小企業に適した資金調達といえないケースもあるため、このような場合に検討したいのがファクタリングです。

ファクタリングの特徴は、融資とは異なり、売掛先の信用力で判断される部分です。仮に赤字決算だとしても利用できる資金調達方法なので、銀行融資に不安がある場合は検討してみるとよいでしょう。