キャッシュフローは損益計算書との関連も強い要素!

キャッシュフローは、損益計算書にも重要な要素となります。お金の動きがしっかりわからないと、損益計算書と数字が合わなくなり、黒字決済なのに赤字のような状況になってしまいます。
キャッシュフローの動きを知っていることが、損益計算書を正しく機能させる要素だと思ってください。

キャッシュフロー計算書と損益計算書を合わせよう

計算書で書かれているキャッシュフローの数字が、損益計算書と合わない場合はおかしい状況となっています。
本来であれば、2つの数字は共通しているもので、損失と利益がわかりやすく表示されているのです。
詳細なものが、キャッシュフロー計算書に書かれているので、見ておけば間違いがないこともわかります。
しかし、損益計算書とキャッシュフロー計算書が間違っていると、どこかで不自然なお金が出ていることになります。
大半の場合は、キャッシュフロー計算書が間違っていて、お金の出入りがわからないから起きています。絶対に間違えないようにしましょう。

キャッシュフロー計算書と損益計算書の間違いが出た場合

キャッシュフロー計算書に書かれた数字と、損益計算書に書かれた数字が間違っているなら、どちらかに誤りが生じています。
損益計算書は、貸借対照表を参考にしながら計算をやり直し、間違っていないことを確認してください。
間違っていない場合、キャッシュフロー計算書が間違っている可能性も高いので、現時点で動いているお金をもう1度確認してください。
抜けているものがあるなら、速やかに計算書に入れて書類を作成し直してください。

損益計算書が正しいなら双方の書類を残す

損益計算書とキャッシュフロー計算書が正しいもので、キャッシュフロー計算書に書かれている残高なども分かる状況であれば、
双方の書類を残しておきます。
正しいことを証明するために、2つの書類が用意されていると思っていいので、片方だけが失われるようなことは避けましょう。
同じ場所に残すようにして、損益計算書を証拠として、キャッシュフロー計算書が正しいと把握できる状況にします。
意外と忘れやすいことも多いので、確認した時に間違っていないと判断できるよう、書類の管理を行ってください。

正しい情報が安定した経営に

正しい情報を残していることが、将来的に安心できる経営に繋がりますし、お金の出入りの分からない状況を作りません。
キャッシュフロー計算書と、損益計算書の間違いが起こらないように、確認してミスを減らす工夫を行いましょう。